人手不足には高齢者採用しよう! 〜アクティブシニア採用へ〜

現在、徐々に働くことができる人口が減少してきていることから人手不足の時代とも呼ばれています。賃金をあげたり、求人広告をよく見せようとしたり、様々な企業が人手不足の対策を行なっていますが、そこで高齢者を採用することを考えたことはありますか?年配の方を採用することは少し抵抗を覚える方もいるかもしれませんが、決して悪い存在ではありませんよ。定年退職した後も働きたいと思っている高齢者は多く、続けようとする意志もあります!このような人たちをアクティブシニアといいます。そこで今回はアクティブシニアを採用するメリットと採用方法についてまとめてみました!

アクティブシニア採用とは?

そもそもみなさんはアクティブシニアと呼ばれる存在をご存知でしょうか?アクティブシニアの定義は様々ですが、定年退職後に自分のしたいことを積極的にとりくむ人たちのことをさしています。アクティブシニアは自分のしたいことを積極的に取り組みたいことから、働きたい意欲が上昇傾向にあります。普段は高齢者という理由から採用を避けられがちですが、現在はこのような人たちの割合が増えてきているため、重要視されています。このような人材を採用することをアクティブシニア採用といいます。ではアクティブシニア採用を行うとどのようなメリットがあるのでしょうか? YOTA82_sssousa15114445_TP_V

 

アクティブシニア採用のメリット

アクティブシニアを採用するとまず学生やフリーターと違って仕事の経験がある方が多いことから即戦力になることがあります。もちろん体を使った労働などは難しいですが、長年の経験から若手の人たちにアドバイスや支持をだすことができます。また、定年退職後であるため、時間の融通を聞かせられるため戦力にもなり得るでしょう。加えてこの図(参照1)を見てもわかる通り、介護が不要な高齢者の割合が8割を超えています。


(参考1:高齢者就業:総務省統計局

一見すると割合が減っていますが、高齢者の人数が増えているので結果働くことができる人数は増えています。ではこの中で現在はどれくらいの高齢者が働いているのでしょうか?平成28年度調べでは、770万人に登っており年々上昇傾向にあるのです。ではどのくらい増えているのでしょうか?このデータ(参考2)をみてください。
 


(参考2:高齢者就業:総務省統計局

10年間で200万人以上増えていることが分かります。高齢者が増えていることがわかるデータでもありますが、逆にいうとこのような人たちの層を採用することで人手不足を解消することができますよね。また、60歳以上の有職者の人たちは働けるなら働きたいと回答している人が30%も超えているため、採用すればその後も短期離職はしないでしょう。今の時代、ミスマッチによる離職率が高いことからこのような人材は採用側にも嬉しい話です。加えて、高齢者を拒まず採用することは企業のCSR向上にも向いていることから、企業のブランディングとしても効果があります。確かに、先ほども上がった通りデメリットとして体を使った重労働は高齢者には厳しいことからそのような仕事を任せることはできませんが、それでも十分に他の仕事ができます。最近は若手を採用することで新鮮な意見を手に入れられると聞きますが、高齢者も同様に自分たちの経験談や価値観などを共有することができますよね。またアクティブシニアの意見を取り入れることはシニア向けの市場を開拓する上でも重要になってきています。というのも、日本ではシニアの割合が増えているからです。このような理由からアクティブシニアを採用した方がいいといえます。ではどのようにしたら高齢者採用をすることができるのでしょうか。次は高齢者採用方法についてみていきます。 

アクティブシニア採用方法

高齢者を採用するとき、高齢者は何を求めて求職活動をするのでしょうか。賃金をあげたり、働きがいのある職場作りだったり様々なことが思い浮かびますが、まずは高齢者で非正規職員・従業員になった理由をまとめたデータを見てみましょう。
  

(参考3:高齢者就業:総務省統計局

 

(参考4:高齢者就業:総務省統計局

確かにお金のインセンティブも働いていますが、自分の都合のよい時間に働きたいひとが男性、女性どちらも見ても多いことがわかりますね。そのため高齢者を採用する際は働きたい時間を面接の段階でまとめておくと良いでしょう。採用したい高齢者がいた場合はしっかりと面接の場で求職者に仕事の現状と意見を聞きます。そしてそれをうまく高齢者に反映させることによって、面接後の高齢者の採用率があがるはずです。その次にお金を稼ぐためという理由で働いている割合が高いですが、注目してほしいのはその次です。専門的な技能などをいかせるという理由で就業している人たちの割合がお金のインセンティブの次に高いことがわかります。このような人材は即戦力となる可能性が非常に高いため、面接で技術面を聞き出すことができたら積極的に採用してもいいでしょう。では広告はどのようにすれば良いでしょうか?高齢者はインターネットを使わないから地元の紙媒体で広告すれば良いかと持っている方はいませんか?

それでは、このデータ(参考5)に注目してみてみましょう。
  

(参考5:「平成29年通信利用動向調査の結果」の訂正:総務省

50~59歳に比べると割合は落ちていますが、それでも7割以上の60~69歳の人たちがインターネットを見ていることがわかります。70代も一気に減りますがそれでも半分の人たちがインターネットを見ているため、高齢者向けの採用情報を地元の紙媒体だけではなく、Web上においても広告活動をした方がいいでしょう。その際は普通の求人広告と高齢者向けの求人情報をまとめるのではなく、わけて発信した方がアクティブシニアの目に留まりやすいため、より効果があがります。紙媒体だけでなくインターネット上でも広告をしつつ、面接にきてくれたアクティブシニアと深く話し込むことで彼らの採用率があがることがわかりました。では実際にアクティブシニアを採用している実例をみていきましょう。

アクティブシニア採用活動事例

最近は大手企業もアクティブシニアを採用してきています。例えばローソンですが、積極的にシニアを採用することで企業ブランディングをあげていることに加えて年齢が高くなる方が長く在籍しているというデータを残しました。このようにローソンでは高齢者をうまく活用しています。また、岐阜県の株式会社加藤製作所では作業効率をあげるために60歳以上を採用広告に出した結果、応募率があがり結果仕事定着に成功しています。また株式会社ボールドもアクティブシニアを専任コーチとして採用をはじめました。その結果、シニアの豊富な経験から指導受けた人たちが昇給する割合が増えた結果を出しています。このようにアクティブシニアを採用することによって、ただ人手不足を解消するだけでなく、メリットを受けられるケースがあります。もちろん失敗した事例があり、その失敗の理由は高齢者に仕事教育をしていたため、新人教育に力を入れることができなかたった企業もありました。ここで重要なのは、人手不足のためだけに高齢者を採用するのではなく、うまくシニアのやる気を引き出し、シニアの強みを活かすことが必要です。このようなことを注意すれば、アクティブシニア採用は企業の力となるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?高齢者採用は一見するとブランディングのためだけに行うようですが、アクティブシニアを採用することによってそれ以外のメリットがあることがわかりました。アクティブシニアは私たちが思っている以上のやる気を持ち、その力を発揮することで企業の成長に貢献してくれるでしょう。人手不足で困っている採用担当者の方々はぜひアクティブシニアを採用してみてはどうでしょうか。

Written by 採用GO 編集部 佐々木 

 

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