【ソーシャルリクルーティングとは】SNS採用のメリットや注意点を総まとめ!

「ソーシャルリクルーティング」という採用方法をご存知でしょうか?ソーシャルリクルーティングとは、SNSを利用した新しい採用手法のことです。近年SNSにおける広報影響力は凄まじく、あらゆる企業が広報活動としてSNSを活用しています。更に最近では、採用においてもSNSを活用する企業が増えています。
しかし、SNSに対して馴染み深くないことからSNSを遠ざけている人もいるはずです。そこで今回は、ソーシャルリクルーティングのメリットやその効果、SNSの特徴をご紹介します。 

目次

 

 

参考:基本SNS用語集


記事に入る前に、ソーシャルリクルーティングを運用する際に必要なSNS用語について簡単に解説します。

・フォロワー(Facebookでは「友達」)
フォロワーとは投稿内容を見れるように、アカウントを登録したユーザーのことを指します。フォロワー数が増えれば増えるほど、アカウントの影響力が強まります。

・ツイート(twitter)
ツイート(つぶやき)とはtwitterにおける投稿内容のことです。ツイートするとは、他のアカウントと共有したい内容を投稿することを指します。

・リツイート(twitter)
リツイートとは、投稿内容を閲覧者のフォロワーに共有することです。
つまり、ツイートをより多くのユーザーがリツイートすればするほど、投稿内容が拡散されることになります。

ソーシャルリクルーティングとは

ソーシャルリクルーティングとは、SNSを利用した新しい採用方法です。
2013年時点で、アメリカでは9割以上の企業がソーシャルリクルーティングを利用しており、日本でも利用率が増えています。
ソーシャルリクルーティングは求人情報の発信だけでなく、双方向のコミュニケーションツールとしても注目を浴びており、多角的な採用戦略と言えるでしょう。

ソーシャルリクルーティング のメリット

ソーシャルリクルーティング のメリットを以下の4つにまとめました。

1. 求職者を事前にスクリーニングできる
SNSは求職者の情報を知る方法として有効です。企業は、SNSを通して応募してきた求職者の考え方、志、普段の生活等を事前に調べることができます。すると、企業に適さない人材を事前にスクリーニングすることができ、採用に関する余分なコストの削減に繋がります。

2. 幅広い求職者にアプローチできる
SNSの拡散力によって、自社を知らない求職者へのアプローチが可能になります。SNSでは、リツイートのようにフォロワー以外にも投稿が共有されます。特に、学生は様々なSNSを利用しており、SNSから企業を知るケースも増えています。SNSを有効に活用することにより、潜在的な求職者にアプローチできます。

3. 企業のイメージアップに繋がる
SNSで話題性を取り入れることで、会社のイメージアップに繋がります。シャープ株式会社(SHARP)では、公式twitterのフォロワーが50万人を超えています。トレンドに合わせたツイートが多く、注目を集めており、フォロワーにとって「面白い会社」というイメージが根付いているでしょう。
シャープ株式会社の公式Twitter

4. 広報コストが削減できる
SNS運用により、採用だけでなく、広報のコスト削減にも繋がります。SNSは採用広告だけではなく、説明会や講演会等イベント情報の発信にも役立ちます。SNSは投稿費用がかからず、拡散力が高いことが特徴なので、コスト削減に繋がるでしょう。また、様々な情報を発信することで、新たなフォロワーの獲得にもつながるでしょう。

ソーシャルリクルーティング の効果

ソーシャルリクルーティングの運用規模をイメージしていただくために、リクルーティンング効果を発揮できるフォロワー数を割り出していきます。
(※あくまでも仮定です。一般的な中小企業のケースを割り出し、計算しました。)

まずは、1人採用するために必要な募集要項サイトを閲覧する人数を考えていきましょう。

1人を採用するまでの流れ

このように、1人を採用するためには、1,000人が募集要項サイトを閲覧する必要があると仮定します。

次に、募集要項サイトを閲覧するために必要なSNSのフォロワー数を割り出します。なお、フォロワーの中には実際に稼働しているアクティブユーザー(AU)と、稼働していないユーザーに分かれます。その割合は各SNSごとで大きく異なります。
下の表は、各SNSのAUの割合です。これは2015年での結果ですが、年々増加傾向にあるため、現在はあと数パーセント増えていると考えられます。

各SNSのアクティブユーザー数

出典:Social Media Lab


さらに、AUの中から募集要項のページを投稿した際に、そのページにアクセスする割合を1%とします。

募集要項が閲覧されるまで

それでは、SNSを用いることでどれほど採用に効果があるのかを例を使って計算していきましょう。
Facebookを運用した際、採用に至る人数を計算したものが下の式になります。

採用に至るフォロワー数 

上記の数式から、一人採用するために、約14万人ものフォロワー数が必要になることが分かりました。「14万人も必要なの?」と思う方もいらっしゃると思います。
しかし、投稿内容や頻度によって、必要なフォロワー数は変わってくるでしょう。要項サイトがより魅力的な内容であれば、アクセス率は当然高まります。さらに、要項サイトが多くのフォロワーにシェアされれば、フォロワー以外のSNS利用者にも要項サイトを閲覧する機会が生まれます。

 このように、ソーシャルリクルーティングでは、フォロワー数が多ければ多いほど影響力が高まります。また、投稿内容や頻度を工夫することで、より大きな効果が見込めるでしょう。

主なSNSの効果

自社の目的に合わせたSNSを選ぶためには、各SNSの特徴を捉えることが必要です。やみくもにSNSを運用しても効果は見込めません。それぞれの企業にあったSNSを活用することで、より質の高い求職者の獲得に繋がります。また、自社に合ったものであれば複数運用することも可能です。

今回は、Facebook・Twitter・Instagramの3つの代表的なSNSを取り上げ、特徴をまとめました。
また
、それぞれのSNSを工夫した導入例もご紹介しています。是非比較材料として活用してみてください。

1. Facebook(フェイスブック)
Facebookは日本でも利用者数が多いSNSの一つです。加えて、アカウント名が実名で登録されるため、求職者について調べる際に有効なツールともなるでしょう。また、日本におけるFacebookの使用している主な年齢層は20〜30代といわれています。そのため、新卒採用というよりは中途採用向けでもあり、質が高い人材を探すことが可能です。そのような優秀な人材に企業側からアプローチもすることもできます。

Facebookを使用する際は求職者側とのコミュニケーションが重要になり、手間はかかってしまいますが、活用することで求人費用を抑えられるSNSです。ここで事例をいくつか紹介します。

・Ferret(フェレット)
このアカウントでは普段メディアサイトとしての記事をアップロードしていますが、採用情報や採用サイトへのリンクも貼っています。
Ferretの公式Facebook

・LIG(リグ)
自社のプロモーションをFacebookで行い、採用情報を頻度高めでアップロードしています。話題の動画や写真を発信していることによって見やすいページ作りとなっています。
LIGの公式Facebook


2. Twitter(ツイッター)
Twitterは、より多くの人たちに求人情報を知ってもらう際に有効です。また、求人情報だけでなく、話題性を取り入れることでより多くの人たちに知ってもらう機会やフォロワー数を増やすことができます。求人情報を知ってもらう際の触りの部分としては最適です。

ただ、あくまでも他のSNSよりも表面的な情報であり、コミュニケーションはとりづらいことからTwitterメインで運用し、求人募集することには向いていません。そのため、具体的な求人サイトのページに誘導させたり、他のSNSと並行させたりすることが望ましいでしょう。

・株式会社タニタ
ハッシュタグを用いたり、話題の画像を取り入れたりすることによって知名度をあげています。フォロワー数も多いため、多くのフォロワーに求職者情報も知ってもらえる効果があります。
株式会社タニタの公式Twitter


3. Instagram(インスタグラム)
このツールは自社のブランディングをする上では最適であり、AUの割合が高いことから影響力の高いSNSの一つです。

Instagramは主に写真を用いた投稿になります。実際に職場に行かないと分からない情報を、写真や動画を通して伝えることで、多くの人に興味を持ってもらうことができます。デザイン系の企業や食品を作る企業、または飲食店などの写真映えする企業により効果的でしょう。

加えて、Instagramはデザイナーや写真に特化した人材も数多く利用しています。会社のプロモーションに貢献できる人材も多く存在しているので、デザイナーや広告部門の人材が欲しいと感じている企業はInstagramを利用してはいかがでしょうか?

しかし、InstagramはTwitterと同じようにコミュニケーションをとるSNSではなく、PRを中心としたSNSです。求人サイトや他のSNSの誘導が必要です。

・株式会社Enjin
この企業は写真を活用し、自社のブランディングを発信すると同時に求職者向けの講演会の様子もアップロードしています。求職者の関心を引くようなSNSとなっています。
株式会社EnjinのInstagram

各SNSの特徴まとめ 

【番外編:Linked in】
日本におけるAU数は少ないですが、求職者とのコミュニケーションを取りやすいツール、Linked inをご紹介します。

Linked inはビジネス向けであり、最近では徐々に日本においても普及しつつあるツールです。求職者のページそのものが履歴書として閲覧することも可能であり、Facebookに比べて、より簡単に求職者とコンタクトが取りやすいというメリットがあります。
加えて、ただリクルーティングを行うだけではなく自社のブランディングも同時に行うことも可能です。ただし、このSNSを運用する際には常に連絡を受け取れるような体制をとり、一方通行ではなく常にコミュニケーションを取り、相互関係を築くことで初めて効果が発揮できます。

<導入例>
・mercari
Linked inを用いたことで新たな層の求職者を獲得し、さらに自社のブランディング向上することに成功しました。あえてこのSNSはターゲットを絞ることも可能です。mercariの企業理念に共感してくれる求職者を探してコンタクトを取っていたことが成功した一つの要因となっています。
メルカリのLinked inページ

ソーシャルリクルーティング成功の秘訣

ソーシャルリクルーティング成功の鍵を握るポイントは、企業と求職者のSNSを通じたコミュニケーションです。SNS運用は、どうしても募集要項や広告など一方通行の発信に陥りがちです。しかし一方通行の発信では相互の関係を深めることができません。双方がコミュニケーションを取り合うことによって、初めて互いのバックグラウンドを知ることができ、より良いソーシャルリクルーティングに繋げることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ソーシャルリクルーティンングを用いることで、従来の採用方法とはまた違った人材を募集できます。更に、自社のプロモーション効果も高く、さらなる求職者獲得へ繋げることが期待できます。
しかし、やみくもに運用しても効果は見込めません。


・自社の目的に合わせたSNS選び
・質の高い投稿
・相互のコミュニケーション

この3つのポイントに注意しながら、ぜひ採用活動をより良くしてください。

採用トレンドはソーシャルリクルーティング だけじゃない!

また、ソーシャルリクルーティングは近年注目されている新しい採用手法です。
ソーシャルリクルーティングに限らず、採用トレンドは刻一刻と変化しており、売り手市場の今、採用担当者にとって採用トレンドを抑えることは急務といえるでしょう。
 HR Forceでは顧問以来数No.1の採用コンサルタントによる、採用トレンドセミナーを無料で実施しております。 

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Written by 採用GO 編集部 佐々木

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