知っておくべき長期インターンシップのメリット・デメリット!人事は導入前にはこれを読め!

長期インターンシップって?

近年の採用活動においてインターンシップがトレンドとなっています。短期インターンシップは短期間であるが故に、大学3年生の参加者が多いことが特徴ですが、長期インターンシップは学年に関係なく参加します。学生にとっては長期間働くことで、短期インターンシップと比較しよりに長期的な視点で事業を見つめることができるため、短期では物足りないという学生に人気です。

長期インターンシップのメリット

では、企業が長期インターンシップを導入することのメリットについて見ていきたいと思います。

 

メリット1:人手不足の解消

人手不足の企業では、インターンシップ生を採用することで人手補充が可能になります。スタートアップの企業では社員数に対してのタスク量が多く、人手不足の状態の企業は多く存在します。そういった企業で長期インターンシップ生を採ることで、社員でなくとも可能な範囲のタスクを任せることができます。学生側にとっても、スタートアップの企業で働くことで会社が成長していくスピード感を体験しながら働くことができ、企業側と学生側の両方にwin-winな状態であると言えます。

メリット2:学生ならではの視点を取り入れる

インターンシップ生を採用することで、既存社員からは生まれにくい、新たなアイデアが生まれやすくなります。例えば広告業界など分析に豊富な知識を要する業界では、知識があるが故に分析前に原因をある程度予想できてしまいます。知識や経験は価値のあるものですが、時に新たなイノベーションを起こすには障壁にもなり得ます。そこで、敢えてあまり知識のない者の視点を取り入れることで、新しい知見やイノベーションが生まれるのです。

メリット3:優秀な学生との早期コンタクト

人材不足が嘆かれる昨今、その中でも優秀な人材の確保は企業にとって死活問題です。長期インターンシップを導入することで、採用活動がスタートする前の段階で優秀な学生とコンタクトを取ることができます。

長期インターンシップに参加する学生は、参加していない学生に比べて自らの「働く」という将来に対する意識が高く、意識の高さから主体的に学び取ろうという姿勢で取り組みます。インターンシップ生を採用することで、このような人材と早期にコンタクトを取ることができ、採用に繋げることもできます。

メリット4:ミスマッチ解消

ミスマッチ解消は、社会全体で捉えた場合の長期インターンシップのメリットです。学生のほとんどは、「働く」ことに対する具体的イメージが掴めていないまま、働き始めます。すると働く前で抱いていた想像と、働き始めて起きる現実の間にギャップが生じ、ミスマッチが起きます。例えばキャビンアテンダントの仕事を例に挙げてみると、「様々な国のお客様と関われて楽しそうだと思っていたが、実際は空港内を駆け回ることもあり意外と大変…」というものです。

ミスマッチは一度生じてしまうとモチベーションの低下に繋がり、離職へのきっかけとなる性質があります。一度採用した人材を一から育て上げた後に辞められてしまう事態が多発すると、採用・育成に掛けたコストは無駄になります。長期インターンシップを導入し、実際の業務を就業前に経験してもらうことでミスマッチの解消に繋がり、ミスマッチによる辞職を未然に防ぐことができます。

長期インターンシップのデメリット

メリットがあればデメリットも存在するのが世の常というものです。次に長期インターンシップのデメリットについて見ていきたいと思います。

 

デメリット1:学生選びが重要

長期インターンシップは有給であることが一般的であるため、アルバイト感覚で応募する学生をスクリーニングする必要があります。企業にとってはインターン生であっても事業の一端を担う人材であるため、中途半端な意識で参加されては困ります。一つの解決策として、面接はインターンシップに対する学生の意識が明確に見える内容にすることが挙げられます。例えば学生の志望動機を深堀りしていくことで、インターンシップに対する意識を探っていくことができます。また、募集段階で募集内容をややハードルが高めにしておき、学生にセルフスクリーニングさせるというのも手です。

デメリット2:インターンシップ生指導に時間的コストが掛かる

インターン生とは言えど、事業の一端を担う人材であるため、ある程度のノウハウは教えなければなりません。知識のない学生に対しては、場合によってはPCの使い方一つから教えなければならない場合もあります。(もちろん、ある程度スキルのある学生のみを求める場合は募集段階で選抜すればよいのですが)一から学生に対して指導することで時間的コストがかかってしまうという点は否めません。

さらに学生に指導する時間で生まれるはずの営業利益が失われる、という副次的なデメリットもあります。それでも長期的視点で見るとインターン生指導に掛けた時間的コストよりも、インターン生の活躍による利益の方が大きいと見込める場合には長期的インターンは効果的です。

ユニークな長期インターンシップ

長期インターンシップを導入しようか悩んでいる方、もしくはもう導入しているけれどありきたりな内容になっていて物足りないと感じている方のために、ここではユニークな長期インターンシップのモデルを紹介したいと思います。

 

①「報酬がすごい!」型

インターンシップにも関わらず、参加した学生に対して十数万円という多額の報酬金を支給し、その中でもとりわけ優秀な働きをした学生に対して多額の報酬を支給するというものです。例えば株式会社ワークスアプリケーションズでは2015年には報酬として20日間で50万円も支給したという例もあります。成果型報酬は、学生にとって一種のインセンティブにあり得るため、優秀な学生を発掘するにはコストの問題は厭わないという企業にはおすすめです。

②「そんなところまで入らせるの?!」型

企業の規模や方針にもよりますが、通常のインターンシップでは学生インターンは事業の中核部分には触れられないことも多いです。しかし企業によっては学生生活では経験できない、事業の中核部分にまで学生インターンを入れている企業もあります。例えば株式会社コンコードエグゼクティブグループでは、学生インターンを社長室に入れ、コーポレートガバナンス業務全体を統括するアシスタント業務を体験することができます。学生にとってはかなりハードルの高いインターンと言えますが、その分本気度の高い学生が集まるという点で非常にコンテンツの質が高いインターンです。一方で、レベルの高い業務内容に見合った学生を採用しなければならず、採用には注意が必要です。

まとめ

いかがでしょうか。長期インターンシップは短期に比べて導入のハードルは高くデメリットもありますが、長期的視点で見るとメリットも大きいです。導入しようか思案している企業の方はぜひ、一度メリットとデメリットを考慮した上で決断されてみてはいかがでしょうか。本記事が少しでも長期インターンシップ導入に悩む企業様のお役に立てることを願っております。

【関連記事】知ればさらに良くなる!インターンシップ生採用のポイント

長期インターンシップを導入する前に

インターンシップが今や採用においてトレンドとなっていますが、このトレンドは今後も変化していくでしょう。
就活ルール撤廃をはじめ、採用界では長年揺らぐことの無かった日本型採用に変革が起きているためです。
長期インターンシップ導入を検討する前に刻一刻と変化する採用トレンドを抑えることが急務といえるでしょう。

しかし、数多ある情報の中から本質的なトレンドを見極め、自力で網羅するのは至難の技ではないでしょうか。

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Written by 採用GO 編集部 藤原 
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