採用担当者なら知ってて当然。今市場で求められる資格一覧

採用担当者にとっては、履歴書などでよく目にする「資格」の項目。しかしながら、その資格がどんな資格で、仕事にどのように役立つものなのか、正しく理解していますか?今回の記事では、中途採用において採用担当者が一般的に重要視している資格についてまとめていきます。

目次

 

中途採用こそ、資格を重視すべき

中途採用で求められるのは即戦力です。中途採用において資格とは、人材が持つ能力を定量的に示す指標であり、人材が即戦力となり得るかの判断にも利用できます。中途採用担当者は、人材の持つ能力を正しく評価するためにも、一通りの資格については理解しておく必要があります。

資格が採用に与える影響

求職者が持つ資格に対しては、資格を取得するために学んだ姿勢を評価することができます。取得難易度が高いほど、求職者が懸命に勉強に励んだことの表れであり、採用の際の評価に繋がります。

また、資格はどの人材を採用するか甲乙つけがたい場合には、判断材料になり得ます。どの人材も能力などで同等である場合には、資格を持つ人材の方がより即戦力になり得ると判断できるのです。

採用担当者が重視する資格とは

ここからは、「2017年に武器になる資格とは?(2016年ユーキャンラボ調査結果より)」を基に話を進めていきます。一般的に採用担当者が重視している資格とは、どのような資格なのでしょうか?

※「2017年に武器になる資格とは?(2016年ユーキャンラボ実施)」

調査対象:20代~40代の採用担当者200名(男性118名、女性82名)

2016年に転職をした20代~40代200名(男性75名、女性125名)

調査地域:全国

実施期間:2016年11月

 

・採用担当者が重視する資格

世の中の採用担当者が重視する資格について見ていきましょう。以下のグラフをご覧ください。

表の読み取り方は、例えばTOEICであれば「44%の採用担当者が採用の際にTOEICを重視している」となります。

 

【関連記事】TOEICスコアは何点から履歴書で評価すべき?他社はどうなの?

 

さらに各資格について、より重要視されている業界ごとにまとめると、以下のようになります。

TOEIC:農業・林業・漁業・鉱業、建設業

ファイナンシャルプランナー:金融業

宅建士:インフラ事業

簿記:飲食店、卸・小売り業

 

また、より重要視されている部門ごとにまとめると、以下のようになります。

TOEIC:資材調達、コンサルティング

ファイナンシャルプランナー:物流・物流管理、コンサルティング

宅建士:設計・デザイン、物流・物流管理

社会保険労務士:コンサルティング、資材調達

簿記:物流・物流管理、コンサルティング・法務

 

業界、部門ごとに重視されている資格は異なることが分かります。特に資材調達や物流、コンサルティング部門においては、より資格が重視されている傾向にあります。

最低限知っておくべき資格とは

ここでは汎用性が高く、採用担当者がよく目にするであろう資格についてまとめます。

 

・英語

英語を必要とする業務において重要視されるのが、TOEICやTOEFLなど英語の資格です。TOEICやTOEFLは合格・不合格ではなく、スコアから英語力を測るものです。

(TOEIC)

TOEICはリーディング・リスニングのみを課す990点満点の試験です。スコアの目安としては、「600~700:海外旅行で困らないレベル」「700~800:ビジネス上の日常コミュニケーションを行えるレベル」「800~990:英語での打ち合わせ・海外赴任が可能なレベル」とされています。

(TOEFL)

TOEFLでは、TOEICでは課されないライティング・スピーキングまで試験で課されます。国際的な知名度はTOEICよりもTOEFLの方が高いです。スコアの目安としては、120点満点中90点以上で外資系企業への転職で有利になるレベルです。

(英検)

採用の現場では英検よりもTOEICやTOEFLの方が実用性が高いとされ、英検はあまり重視されいません。しかし日本では最もポピュラーな英語試験です。「英検1級ってどのくらいのレベルなの?」と困った時のために、英検の級数と大まかなTOEICスコア対応表をまとめておきます。

 

 ・PCスキル

PCはほとんどの企業で導入されているため、PCスキルは業種や職種に限らず重視してよい能力です。PCスキルに関係する代表的な資格をまとめます。

(ITパスポート試験)

ITパスポート試験は経済産業省が認定する国家試験で、社会人として基礎知識であるIT力を証明するための試験です。インターネット上のコミュニケーションにおいての企業コンプライアンスの意識付けや、トラブル対応の知識なども身に付きます。

(MOS)

MOSとは、Microsoft社が認定する「マイクロソフトオフィススペシャリスト」という資格です。「Excel」「Word」「PowerPoint」など5つのソフトそれぞれについて資格があり、Office製品を日常的に使用する業務においては、重視してよい資格です。特に事務職では重視される傾向があります。

 

・会計・営業で役に立つ

会計や営業では会計知識や経営数字を理解している人材を採用する必要があります。代表的なものについてまとめていきます。

(日商簿記検定)

簿記は会社の経営管理には欠かせない技能です。簿記では財務諸表の読み取り能力や、帳簿作成能力などが身に付くため、簿記資格保有は経営数字に強い人材であることの証明になります。合格率は2級で20~40%、1級で10%前後となっています。

(中小企業診断士)

中小企業診断士は経営コンサルタントの国家資格です。中小企業診断士は、資格取得の過程で経営学にまつわる幅広い知識が身に付き、コンサルティング業務では非常に重視してよい資格です。特に地方では中小企業診断士の資格を持つ人材は少ないため、中小企業診断士資格保有者は企業にとって魅力的な人材と言えます。近年の合格率は1次試験・2次試験共に20%程となっています。

 

・その他代表的な資格

先程のランキングに登場した、その他の代表的な7つの資格について、以下にまとめました。

 

(ファイナンシャルプランナー)

ファイナンシャルプランナーは、節約から税金、投資、住宅ローン、不動産、教育、老後、相続など、お金に関して幅広い知識を必要とする資格です。特に金融業界や不動産業界では強みになる資格です。合格率は2級で20%ほどとなっています。

 

(宅建士)

宅建士とは宅地建物取引士の略であり、国家資格にあたります。宅地建物取引業者とはいわゆる不動産会社のことを指し、不動産業界においては特に必要とされる資格です。近年の合格率は15~17%を推移しています。

 

(社会保険労務士)

社会保険労務士は国家資格にあたり、資格保有者は企業の「人」に関わるスペシャリストであることを意味します。合格率は7~10%と低く、保有者の勉強に対する姿勢を評価できる資格と言えます。

 

(ビジネス実務法務検定)

ビジネス実務法務検定とは、幅広いビジネスの場で役立つ法律知識を測る検定です。営業、販売、人事、総務などあらゆる職種で法律知識は必要になるため、どの職種でも強みとなる資格です。コンプライアンス強化が言われる昨今、益々必要とされている資格と言えます。ビジネス実務法務検定は1級~3級まであり、合格率は1級で約11%、2級で約23%、3級で約74%となっています。

 

(情報処理技術者試験)

情報処理技術者試験とは、ITの基本的知識・技能をもち、それらを活用できる能力を測る試験です。合格率は20%前後となっています。IT系で唯一の国家試験であり、IT関連業界では強みとなる資格です。

 

(保育士)

保育士試験には筆記試験と実務試験があり、トータルでの合格率は20%前後です。筆記試験のボリュームは大きく、勉強量は簿記3級を9回分の量とも言われています。保育士は学童指導員、さらに子供用品の開発・企画など、幅広い職種で強みとなる資格です。

 

(ケアマネージャー)

ケアマネージャーとは、福祉や医療の分野で実務経験のある人が取得できる公的資格です。国家資格ではなく、各都道府県が試験を管轄・実施しています。近年の合格率は20%を下回ることも多く、年々難易度が高くなっている試験と言えます。福祉・医療の業界では非常に強みとなる資格です。

 

まとめ

いかがでしょうか。採用を行う上でこれらの資格を目にする機会はおそらく多いはずですが、意外と難易度を知らない資格などもあったのではないでしょうか。今回取り上げた以外にも様々な資格があり、求職者の興味・関心の志向などを探る手立てとして、様々な資格について知っておく必要があるでしょう。

資格取得を検討する前に

どんな資格を取得すべきか検討するためにも、資格をとる前に、近年の採用トレンドを抑えることが必要です。
近年のHR界は就活ルールの撤廃や、働き方改革など大変革が起こっているためです。

しかし、一口に「採用トレンド」といっても、新しい採用が蔓延る中、本質的な採用トレンドを見極めるのは至難の技ではないでしょうか。

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