TOEICは何点から履歴書で評価すべき?採用時に求めるスコアは?

採用担当の皆様、求職者との面接や履歴書でTOEICに触れる機会がよくあることと思います。しかし求職者のTOEICスコアを見ても、「この点数はどれぐらいの英語力を意味するの?」「他社にはどれぐらいのTOEICスコアを持つ人材がいるの?」などと疑問に思ったことはないでしょうか。今回は採用市場で扱われるTOEICスコアについて、まとめていきます。

目次

 

採用時に求められるスコア

まずは一般的に、採用時にどれぐらいのスコアが求められているのか見ていきましょう。

国内上場企業全社を対象に行われた「上場企業における英語活用実態調査(2013年、ETS実施)」調査結果によると、約70%の企業が採用時にTOEICスコアを参考にしていることが分かります。(下記図は上記調査結果資料より引用)

※ETSとは、TOEIC試験実施団体です

 

 上記は2013年のデータなので、2018年現在ではよりグローバル化が進み、採用時にTOEICスコアを参考にしている企業の割合はより高くなっていることと思われます。

さらに、新卒採用と中途採用に分けて求められるスコアについての調査結果がこちらです。

 

では、新卒採用と中途採用のそれぞれで詳しく見ていきましょう。 

 

・新卒採用

表から分かるように、新卒採用において求められるTOEICスコアの平均は565点となっています。TOEIC受験者全体の平均点は約570点~580点なので、企業が求めるスコアはおおよそ受験生全体の半分以上ということになります。英語力としては「日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる」レベルです。

もちろん、業種によって求められる点数には差があり、英語力を強く求める企業では670点、それほどは求めない企業では465点と、200点近く差があります。ちなみにTOEIC565点は、おおよそ英検2級に相当します。 

・中途採用

企業が中途採用で求めるTOEICスコアの平均は、調査結果で710点となっています。新卒採用の565点と比べ、150点ほど点数が上がっているのが分かります。つまり、中途採用ではより高いレベルの英語力を求められるということです。さらに表から分かるように、およそ半分以上の企業がBレベル、つまり「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」という英語力を求めています。中途採用で求める英語力とは、新卒採用の「限定された範囲内」からステップアップし、広範囲で通用する英語力であると言えます。

昇進の際にTOEICスコアが重視される業界

昇進の際にTOEICスコアを重視するかどうかについての調査結果がこちらです。

 

 2013年時点で約15%の企業が「既に重視している」、約45%の企業が「将来的に重視する」という結果になっています。2013年のデータなので、2018年現在では実に50%近くの企業がTOEICスコアを昇進に重視していることも予想できます。2013年時点で「既に重視している」と答えた企業の業種内訳は「電機・精密機械」「輸送機器・関連機器」「商社」でした。これらの業種では高い英語力が求められています。

具体的に企業で求められる英語力レベル

では、具体的な企業が採用において求めているTOEICスコアと、そのレベルについて見ていきましょう。

 

  • 900点以上

レベル:外資系投資銀行で評価される点数です。帰国子女であっても、そう簡単に取れる点数ではありません。

企業:リソース・グローバル・プロフェッショナル・ジャパン

    韓国サムスン など

 

  • 850点以上

レベル:非ネイティブが流暢と認めるレベルです。

企業:オーストラリア大使館(商務官)

   野村ホールディングス(グローバル型社員)

   NTTコミュニケーションズ  など

 

  • 800点以上

レベル:外資系メーカーが求める点数です。

企業:住友不動産、野村不動産

   楽天  など

 

  • 730点以上

レベル:一般的なビジネス英語で求められるレベルです。公務員の海外赴任で 求められるレベルでもあります。

企業:武田薬品

   日産自動車

   ユニリーバ・ジャパン など

 

  • 700点以上

レベル:東証一部上場メーカーが管理職に求めるレベルです。

企業:ファーストリテイリング

    三菱電機(営業)

    マツダ(SE) など

 

  • 600点以上

レベル:一般的な英語での会話ができるレベルです。

企業:日本アイ・ビー・エム

    全日空空輸 など

まとめ

近年どの企業でもグローバル人材の需要が高まり、TOEICのスコアはますます注目されています。
TOEICに限らず、就活ルール撤廃や、新採用手法など採用トレンドは刻一刻と変化しているのです。
採用担当者にとって、採用トレンドを抑えることは急務といえるでしょう。

しかし、一口に「採用トレンド」といっても、新しい採用が蔓延る中、本質的な採用トレンドを見極めるのは至難の技ではないでしょうか。

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