【2019年最新版】20卒就活動向から見る就活の変化

 

平成時代を通して、就職活動の形態や、学生の就職に対する価値観が変化しています。そして、いよいよ平成時代最後の2020年新卒の就職活動も、中盤に差し掛かりました。本記事では、最新の2020年新卒の就活事情を紹介するとともに、新しく始まる令和時代の就活にどのように準備をするべきか、いくつかのポイントを紹介します。こちらのポイントさえ押さえておけば、新時代の採用活動への準備は万端です。

記事の構成(目次)

1. 2020年新卒の就活最新状況

2. 平成最後の就活生の動き

3. 令和時代の就活はどうなる?!

4. 終わりに

 

1. 2020年新卒の就活最新状況

   2020年新卒の就職活動も中盤に差し掛かり、多くの企業や就活生が、内定に向けたプロセスを進めています。そのような中で、就活の最新情報も次々と更新されております。就職みらい研究所が行った調査の結果が公開されているため、最新情報のチェックがまだという方は、是非確認してください。

 ・4月10日時点での内定取得率は30.7%

 4月10日時点で、30.7%の就活生が内定を取得しているという値は、4月1日の21.5%に比べ、9.2ポイント上がっています。また、内定を取得した学生が、就職活動を完全に終了した訳ではなく、4月10日時点での就職活動実施率は、91.0%となっております。

・インターン経験のある学生の内定取得率が高い

 就職みらい研究所の調査では、2019年4月1日時点での内定取得率に、インターンシップ経験者と未経験者では、10ポイント以上の差があることが明らかになっています。

  

 インターンシップの経験の有無による内定取得率の差は、就職活動に対する意欲の差からきています。インターンシップ経験者は、大学3年次などの早い段階から、企業の情報を集めたり、自己分析を始めたりして、就職活動を計画的に進めています。また、実際にオフィスで働くことにより、仕事の処理能力や、社内でのコミュニケーションといった経験値が培われている点から、即戦力を求める企業から人気があります。

 [採用に向けたインターンシップ制度を詳しく知る] 

・理系学生の方が文系学生に比べ内定取得率が高い

 4月10日時点での、2020年卒の就活生の文理別の内定取得率は、理系大学生が37.8%、文系大学生が27.6%と、理系大学生の内定取得率が文系の大学生に比べて、高い状況となっております。文系理系による内定取得率の差は、理系学生の需要の高さにより、生じています。経済産業省の調査によると、2023年までに、機械工学やIT関連の産業で、人手が大きく不足することが予想されています。そのため、多くの企業が優秀なエンジニアを採用しようと、理系人材の獲得競争が激化しています。

[関連]理系学生が就活の際に重視するポイント

 

2. 平成最後の就活生の動き

 平成時代最後の就活生である2020年卒の学生ですが、就活生の情報収集の方法や企業に求める価値観は、平成時代を通して変化してきました。

 

・情報収集はスマホ、PCが9割

   大学生・大学院生の就活生50人を対象として行なった調査によると、95%の学生が、スマートフォンやパソコンを使って、就職活動に関する情報収集を行なっています。また同調査では、学生達が入手した就活の情報の7割が、スマホやPCを通して得られたものであることが明らかになりました。特にスマートフォンは、平成22年頃から一気に普及率が高くなったため、スマホを用いた就職活動は、現在の就活の象徴ということができます。

 また、最近は「OB訪問」のサービスを利用する学生が増えています。

 OB訪問を行うことで、学生はエントリーシートの書き方や、面接の対策、実際に働いている先輩の意見を聞くことができるため、知りたい情報を効率よく集めることができます。反対にOB側は、他の企業に先立って特定の学生に企業の魅力を伝えたり、学生と直接触れ合うことにより、就活生の動向を知ることができたりします。しかし、ニュースなどでよく報道されるように、OB訪問サービスを悪用した事件も起きているため、サービスの利用には注意が必要です。

 

・企業選びの際に重視することは多様化

   1978年以降、大学生の就職に関する意識調査を行なっている、株式会社マイナビの調査結果が発表されました。調査によると、学生が企業選択の際に最も重視することは、「安定している会社」であることで、20年間1位であった、「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」を抜きました。この他にも、「勤務制度、住宅など福利厚生の良い会社」「休日、休暇の多い会社」の項目が上位に入るなど、学生が企業に求めることは「働き方改革」に関連する項目が増え、昔と比べて変化していることが分かります。

 

   学生が企業選択の際に重視することのランキングを、2013年卒と2020年卒それぞれで、上記の表にまとめました。2020年卒の回答は、3位以下の項目のポイントの差が小さいため、学生が企業に求めることは一律ではなく、多様化していると言うことができます。学生の価値観が多様であるため、企業はそれぞれの強みを伝え、価値観の合う学生を見極めることが求められます。

[関連]多様な価値観に応えた働き方改革の事例集をみる

 

3. 令和時代の就活はどうなる?!

 令和時代の就職活動は、 

・経団連の就職ルールの変更

・テクノロジーの進化

 以上の二つの影響を受け、変化すると考えられます。

 4月22日に行われた経団連と大学の協議では、就職活動のあり方について、意見がまとめられました。現在日本では、「新卒一括採用方式」により、就職活動が行われています。しかし、新卒一括採用を可能にしてきた、日本の伝統的な企業の体系である、「終身雇用制度」が限界を迎えていることや、就職活動がもたらす学生の学業への影響が、問題となっています。そのため、今回の協議では「通年採用方式」といった、より複数の多様な採用形態への拡大が、方向付けられました。

 通年採用が取り入れられると、就職活動に、以下の大きな変化が生じます。

 

 ・時期にかかわらず就職活動を行うことができる

これまでの就職活動では、一年の内の限られた時期に、多くの学生の中から内定者を選ばなければいけませんでした。通年採用が取り入れられると、企業が人材を必要とする時期に、採用活動を行うことができます。しかし、一定期間のみにPR活動を行えばよい現行の採用制度とは違い、一年中企業の宣伝を行わないと学生が集まらない、ということもありえます。そのため、求人検索エンジンの活用といった、新しい取り組みを行うことが求められます。

 

 ・学生間だけの競争ではなくなる

新卒一括採用では、学生のみを対象に、企業説明会や職業体験型インターンシップなどの広報活動を行うことで、求職者を集めることができました。しかし、通年採用を取り入れた場合、学生だけではなく、他の企業からの転職者や外国人、留学生にも焦点を当てて、採用活動を行う必要があります。求職者に何を求めるか、どのような層をどれくらいの人数採用するかを明確にした採用計画を立てることが、採用担当者にとって、重要となります。

 

採用もアプリの時代

 また、就活ルールの影響に関わらず、先ほども述べた通り、最近は就活生がテクノロジーを活用して、説明会やインターンシップの情報収集を行うことが主流となっています。しかし、多くの企業が同じ検索エンジン等に求人情報を掲載して、情報が溢れると、求職者に企業の魅力をうまく伝えられない、といった問題が生じます。そこで、三井物産やGYAOは、採用専用のアプリサービスの展開を始めました。仲介業者を挟まず、アプリのみを通して情報発信や、採用のプロセスをまとめて行うことができるため、企業と求職者双方にとってスムーズにやりとりを行うことができます。

[関連]採用アプリについて詳しく知る

 

 

 

5. 終わりに

時代が変わり、就職活動のあり方も変化していますが、就職活動の本質は変わることはありません。就職活動の本質とは、企業と学生のマッチングです。企業が、面接などの採用プロセスを通して、学生と企業双方のニーズを満たすことこそが、就職活動において最も重要です。

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Written by 採用GO編集部  山田天地

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