3分で分かる!外国人労働者の受け入れ拡大 〜背景から成功事例まで

 

2019年4月、外国人労働者の受け入れ拡大がスタートしました。新しい制度「特定技能」のもとで始まった新制度。その背景とは?外国人を採用するメリットは?外国人を受け入れた実際の事例は?など全てを一気にご説明します!今から3分の間で外国人労働者の受け入れについて学んでいきましょう。

 

目次

1.外国人労働者受け入れ制度の拡大背景

2.今、外国人労働者を受け入れる理由

3.外国人労働者を受け入れ成功事例

4.終わりに 

1. 外国人労働者 受け入れ制度の拡大背景

 

2019年4月、新たな在留資格「特定技能」による外国人労働者の受け入れ拡大の制度が始まりました。今まで外国人労働者の受け入れをしてこなかった企業、業務でも受け入れをすることが可能になります。

 

(新たな制度「特定技能」とは?詳細について知りたい方はまずこちらの記事へ)

介護業の外国人採用を考えるあなたに!2019年新設「特定技能」とは?

建設業の人手不足を解決へ!外国人労働者を雇用する新たな方法「特定技能」とは?

 

なぜ今、外国人労働者の受け入れを拡大する政策が打ち出されたのでしょうか?その理由には、日本の人手・後継者不足問題があります。

 

(参考: 厚生労働省 人口統計データ)

上の図のように全人口は1940年代から2000年にかけて人口は増加を続けてきました。しかし、下図のように、増加は2015年ごろで頭打ちとなり、出生率の低下から今後の人口減少は確実だと予想されています。

 

将来人口予測

 (内閣府 将来推計人口からみる50年後の日本 より作成)

 

 

(参考: 厚生労働省 労働力長期時系列データ)

労働力人口に関してはさらに顕著です。上の図のように、日本人の労働人口減少はこの先も加速的に進むと予想されています。特に、若い人材の減少はこれからどの会社にとっても大きなダメージになるでしょう。

 

今までの制度は、このような人手不足の現場にそぐわないものでした。就労を目的にした外国人労働者の受け入れは行わない方針が30年続いたため、制度を本来の目的とは違う形で利用するケース、例えばアルバイトをするために偽装留学する外国人や国際貢献とはかけ離れた形の技能実習生の受け入れなどが多く存在していました。

2017年度には約7,000人の技能実習生が失踪するなど、制度のねじれた活用は結果的に会社と労働者双方に負担となり、人手不足の根本解決にはなり得ません。

 

そこで、この制度と実態のねじれ状態を解消する政策転換が打ち出されたのです。

 

 

2.外国人採用のメリット

〜今、日本の会社が外国人労働者を受け入れるメリット〜

 

前章では、日本の人手・後継者不足が深刻化していくこと、そのような現場の課題を解消するべく制度も転換されたことをご説明しました。

 

新たな制度を利用した外国人労働者の受け入れが、人手不足を救う解決策になることは言うまでもないでしょう。しかし、外国人を採用する理由は、単なる人手不足解消にとどまりません。

人手不足対策を始める企業が増えている一方で日本の若年人口は減少しているため、日本人の優秀な人材の採用は激化しています。

そこで、外国人労働者の採用が注目されているのです。すなわち、今から外国人労働者の受け入れを始めれば、現在は比較的競争の激しくない外国人の優秀な人材を採用できる可能性があるということです。 

また、外国人を採用することで、今までの社内ルールやマニュアルの見直す機会が生まれることや新たな視点が生まれることで社内での組織活性化を見込めます。

 

まとめ

外国人を採用するメリットは大きく分けて2つ

①優秀人材の採用が可能

②組織全体の活性化

3.外国人労働者の受け入れ事例から読む、成功のポイント

 

ここで、外国人採用を実際に行なっている企業の事例から、外国人労働者の受け入れで成功するためのポイントをご紹介します。 

<受け入れ企業の事例>

フォースバレー・コンシェルジュ株式会社(情報通信業)

・従業員数:40人

・外国人材:9人

 

まず採用時について、この企業では外国人材を海外から直接、またキャリア採用によって採用する方法を取っており、日本の新卒採用とは違うポイントを挙げています。

そのポイントとは、採用時における業務の明確化です。業務内容やその範囲を示すことで「就社」という意識の薄い外国人材も採用することができ、入社後ギャップによる離職も減っているそうです。

  

また、外国人材がさらに次の人材を受け入れる架け橋となってくれる点を挙げています。

外国人材が海外におけるプロモーションを担当することで、海外ジョブフェアなどの参加登録者数が5倍になったケースもあるそうです。

定着化に向けた取り組みも行われています。キャリアプランとライフプランが密接に関わっていることから、半年に1度ライフプラン面談を実施し、例えば将来日本へ家族を呼び寄せるつもりであるか、など将来設計に基づいた人事管理、本人に求める役割の明確化が可能になり定着化に繋がったそうです。

 

 

どの取り組みも外国人材の採用や定着を考え実施されましたが、組織全体の活性化につながる取り組みになっています。

(参考:厚生労働省 好事例集)

4.終わりに

いかがでしたでしょうか。人手不足対策だけでなく、社内を見直す新しい風としての外国人労働者という観点もお分りいただけたのではないでしょうか。

外国人労働者の受け入れを検討する際にはこちらも参考にしてみてください!

労働力不足の時代には外国人労働者を!〜外国人を雇用することでメリットがいっぱい?〜

外国人採用の成功企業事例 7選!

 

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Written by 採用GO編集部 北中

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