リモートワークのメリット・デメリットは?導入企業がホンネを語る!

働き方改革、女性活躍が推し進められているこの時代。企業側としては、いち早く理想的な労働環境を完成させ、優秀な人材の獲得に繋げたいものですよね。中でも、働き方改革の一環として注目を浴びている働き方はリモートワークです。日産自動車やヒューレットパーカッド(HP)など、導入企業も少しずつ増加しています。

今回は、リモートワークを取り入れた弊社HR Force のホンネを紹介し、リモートワークのメリットとデメリットに迫ります。 

そもそもリモートワークとは

 

リモートワークとは、オフィスではなく、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、様々な場所で働くことです。パソコンのカメラやチャット機能を通して、他の社員と情報を共有します。

 

リモートワークの6つのメリット

 

◎社員にとって

 
 
・満員電車からの解放

毎朝毎晩の通勤は、とても体力を使います。特に首都圏勤務の場合、一時間以上満員電車に揺られるサラリーマンも少なくありません。リモートワークを導入し、出社する日数を減らすことで、体力を消耗せず、フレッシュな気持ちで仕事を始めることができます。

 

・育児中の社員の仕事継続

子供を抱える社員は、子供のお迎えや急病など、ときに育児を優先する必要があります。しかし、出社していないと仕事ができない場合、子供の急病に対応すると仕事が中断されます。また長時間の通勤は、子供のお迎えに間に合わない原因となります。リモートワークを導入すれば、インターネットの繋がる好きな場所で仕事ができるので、急用を済ませた後に仕事に戻ったり、先のことを見通して早めに仕事を始めたりすることができます。

 

 

◎企業にとって

 
 
・優秀な女性の獲得・維持

これまで、多くの日本企業では、家庭を持つ女性が仕事を続けやすい環境が整っていませんでした。女性社員は、出産の段階で退職を余儀なくされ、時短勤務制度の導入企業でも、管理職に就けず出世コースから外されることがほとんどでした。その結果、企業は貴重なリソースを使って教育した優秀な女性社員を失っていました。リモートワークを取り入れれば、家庭を持つ女性社員の能力を有効に活用することができます。育児の負担が大きい数年間さえ工夫して乗り切ることができれば、女性社員はその後も社内で長く活躍してくれるでしょう。

また、20代〜30代の人々の間では、夫婦共働きがスタンダードになりつつあります。これに伴い、女子の就活生は、福利厚生や育児支援制度を重視する傾向があります。リモートワークを取り入れていることをアピールすれば、優秀な新卒女子を獲得することができます。

 

 
・地方在住の人の雇用が可能

地方と三大都市圏では、雇用機会や賃金に格差があります。そのため、地方在住者が能力に見合った仕事や賃金を得られないケースも往々にしてあります。リモートワークを取り入れれば、居住地を問題にせず、優秀な地方在住者を雇うことができます。

 

 
・オフィスの家賃、光熱費、通勤費用支給の削減

社員全員が毎日同じ空間で働くためには、多大なコストがかかります。とくに大企業の場合、社員全員を収容できる大きなオフィス(アクセス良好な駅チカが望ましい)の家賃、冷暖房費、照明にかかる費用、社員への交通費など、会社が負担する費用は多岐に渡ります。一部の社員でもリモートワークをするようになれば、オフィスの収容面積が小さくなり、社員に支給する交通費も抑えられます。

 

 
・各種ハラスメント件数の減少

社員全員がオフィスで勤務する場合、仕事以外のコミュニケーションが多くあります。それはメリットもある一方で、社員同士の不用意な発言が飛び交う機会を誘発させるデメリットもあります。リモートワークでは、ビデオ通話のように多くの社員の目に触れる状態、またはチャットのように文面に残る方法でコミュニケーションをとることになるため、容姿やプライベートについての不快な言及を減らすことができます。

 

リモートワーク5つのデメリット

 

◎社員にとって

 
 
・上司からの評価基準が不明瞭

オフィスでの勤務では、社員同士で声をかけやすいので、上司が部下の進捗状況を容易に把握できます。ところがリモートワークの場合、誰が、いつ、どんな仕事をしたかがわかりにくくなります。また、部下側としても、上司に成果をアピールする機会が減少します。

 

 

・成果を出さねばというプレッシャー

 リモートワークは、オフィス勤務に比べて監視の目が少なく、自由度が高いという特徴があります。そのため、真面目な社員は”見える成果を出さないと仕事をしたことにならないのではないか”という不安を持ってしまうことがあります。そのため、十分に仕事をしていたとしても、“まだ足りないのではないか”という思いから、長時間労働に繋がる場合があります。“どこまでやればいいかわからなくなる”という声があるためにも、社員を精神的に追い詰めすぎない工夫が必要です。

 

 
・仕事とプライベートが同化、長時間労働

オフィスで働く場合は、オフィスにいる時間は仕事、1歩出ればプライベート、のように、仕事とプライベートの境目がはっきりしています。ところがリモートワークの場合、自宅でも仕事ができてしまうので、仕事とプライベートの境目が曖昧になります。常時仕事用のパソコンが触れる環境に身を置いた結果、長時間労働に繋がる場合があります。夜間のリモートワークを禁止したり、リモートワークの上限時間を決めたりするなど、社員のプライベートを守る工夫が必要です。

 

 
・仕事以外のコミュニケーションの機会減少

オフィスで働く場合、食事など、仕事以外のコミュニケーションの機会が多くあります。そこで、雑談混じりの情報共有が行われます。リモートワークの場合も、チャットサービスで会話をすることができますが、仕事に直結する会話がほとんどで、雑談はあまりしなくなります。よって、ノウハウを共有する機会が失われます。

 

 
・基本的な生活習慣の崩れ

オフィスで働く場合、就業時間は一般的に9時から17時です。朝早く起き、午前中から仕事ができます。リモートワークの場合、就業時間は自由であり、かつ自宅で仕事ができます。“◯時までに身支度をして家を出る”ということがなくなると、朝起きれなくなり、人によっては基本的な生活習慣を維持するのが難しくなります。そうして昼夜逆転したような生活になってしまうと、健康を保てなくなる可能性があります。

 

 

◎企業にとって

 
 
・緊急時の対応が遅れ

オフィスであれば、働く時間も空間も一緒なので、トラブルが発生しても同僚と連携しながらすぐに対応することができます。リモートワークの場合は、勤務時間が社員によってバラバラです。そのため問題が発生しても、担当者と連絡がとれない可能性があり、対応ができないことがあります。

 

 
・家事・育児との並行作業、集中が困難

家でリモートワークを行う場合、仕事に集中できない可能性があります。複数のことを同時に行うことは、集中力を分散させます。仕事と家事・育児のメリハリをつけ、仕事だけに頭を使える時間を確保することが必要です。

 

このように、リモートワークにはメリットもありますが、デメリットもいくつかあります。HR Force はなぜリモートワークを導入する決断をし、どのようにしてデメリットを解決しているのでしょうか。

 

HR Forceがリモートワークを取り入れたきっかけ

 

HR Forceの設立時の社員は7名で、2名が子育て中の女性でした。そのため、女性が働きやすい環境を作ることが必要でした。「テクノロジーで”働く”を変えていく。」という理念に基づき、まずは自社でフレキシブルな働き方を実践しようという動機で、リモートワークを取り入れました。

 

HR forceの社員が感じたメリット・デメリット

 

メリット

HR Forceでは、リモートワークをサポートするサービスとしてRemottyを取り入れています(後述)。これを使うと、働いているときに他の人の顔や周りの景色が見えるので、勤務場所のユニークさが話題になり、社員同士の交流を活発にしています。HR Forceでは今、50人ほどのインターン生が活躍中ですが、自律を促す意味でも、リモートワークをさせて仕事した時間を自己申告させるのが役立っています。

 

 

デメリット

社員のリアルでの交流がオフィス出勤に比べて少ないのが難点ですが、

①アクセスが良く、カフェを連想させるようなデスク配置のオフィスを用意

② 社員やインターン同士の懇親会を開催

この2点で解決しています。また、サボる社員を生まないために、自由度が高いリモートワークでもしっかり働けるような、自律できる社員を採用しています。

 

リモートワークを円滑にするサービス・Remottyの紹介

 

株式会社HR Force、では、リモートワークを円滑に行うためのサービスとして、Remottyを導入しています。Remottyを使えば、オンラインのメンバーが一目でわかり、右側のタイムラインをみれば、チームの壁を超えて全体の動きがわかります。他のリモートワークのサービスは、サボる可能性がある前提で開発されていることもありますが、Remottyは前向きなコミュニケーションがとれるサービスになっています。勤怠とタスクを両方管理しながら、“管理‘的というよりバーチャルなオフィスにいるような感覚で働くことのできるRemottyは、HR Forceで大変好評です。

  

まとめ

 

リモートワークの導入は、さまざまなバックグラウンドを持つ人に対してパフォーマンスを発揮しやすい環境を作ります。デメリットとしては、社員同士の交流が減るなどの不安な点も考えられます。しかしRemottyのようなリモートワークをサポートする仕組みを用いれば、今より働きやすい会社になる可能性は十分あります。始めは試験的にでも、リモートワークを導入してみるのはいかがでしょうか?

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 Written by 採用GO 編集部 チャピ クリスティア

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