【必見】サイバーエージェントのインターン・採用は何故人気なのか

「21世紀を代表する会社を創る」をビジョンに掲げるサイバーエージェントはここ数年、ユニークな採用手法を打ち出し続け、人事担当者や人材コンサルの間では「採用上手な会社」として評価されています。今回はサイバーエージェント独自のオウンドメディア活用術インターンシップ選考フローについてご紹介します。

 

目次

 

  1. オウンドメディアの活用
  2. 独特なインターンシップ(DRAFT & ITADAKI、弟子入り採用)
  3. 選考フロー
  4. まとめ

 

 

オウンドメディアの活用

 

サイバーエージェントでは大手就活ナビサイト(マイナビやリクナビなど)を利用していません。その代わり、エントリーはすべてオウンドメディア内のマイページから受け付けています。オウンドメディアとは、自社で運営するホームページやブログ、SNSアカウントのことです。

サイバーエージェントでは自社ホームページの中に採用情報をまとめたページを作り、そこから求職者に向けて情報発信をしています。

 

 

「採用ページならうちの会社も用意しているよ」と思った採用担当の方もいるのではないでしょうか?

サイバーエージェントの採用ページは、単にエントリーしてもらうためのページではありません。求職者に自社をより理解してもらうための様々な情報が掲載されたページとなっています。各募集コースのエントリーを受け付けのほか、事業内容や働く環境・ビジョン・企業文化など、かなり詳細に説明されています。特に、柔軟な働き方を求める最近の求職者に対し、オフィス内部を紹介する動画を掲載したり、福利厚生制度の解説や離職率・女性の活躍比率のデータを掲載したりすることで、自社の働きやすさをわかりやすくアピールしています。

またホームページ内で、学生向けに「サイブラリー」という独自のメディアを運営しています。サイブラリーとは、図書館のようにサイバーエージェントにの新卒採用に関する情報がまとまったメディアです。会社・社員・カルチャー・制度など、幅広く学生が知りたい情報を動画・社員へのインタビューなど様々な形で配信しています。

さらに面白い取り組みとして、サイバーエージェントでは会社説明会をオンラインで行なっています。これは、地方からのエントリー増加に伴い、会社説明会になかなか参加できない地方の学生に配慮したためです。

ホームページの運用に加えて、SNSの運用にも力を入れています。ツイッターでは、募集コース・業種ごとにアカウントを分けて作り、それぞれの採用情報やインターンシップ情報を発信しています。

 

 

 独特なインターンシップ

 

サイバーエージェントは通年採用を取り入れているため、インターンシップも年間を通して開催しています。2020年採用からは全てのビジネスコース選考者の選考過程にインターンシップを導入しました。インターンシップを単なる就業体験の場で終わらせず、学生とサイバーエージェントがお互いをよく知るための場として位置付けています。選考の過程での相互理解に力を入れることにより、入社後のミスマッチ低減を図るためです。

事業部の数が多いため、インターンシップの種類は一般的な記号よりは非常に多いです。今回はその中でも特にユニークで、採用への導線にもなっている2種類のインターンについてご紹介します。

 

DRAFT & ITADAKI

 

 

コンセプトは「トップ1%の闘い」です。

合宿形式で秋から冬に開催されることが多く、1週間から10日ほどとなっています。

学生が DRAFT & ITADAKI に参加するには、事前に他のインターンシップへの参加が必要です。事前のインターンシップを通じて、社員から特に優秀と認められた学生、上位20名ほどのみがDRAFT & ITADAKI に進むことができます。そのためDRAFT は「事業責任者になりたい人」向けのインターンシップとして位置付けられます。

インターンシップには事業責任者や役員・経営陣も参加し、学生に新規事業を立案してもらいます。特に優れた事業案があれば、実際に事業化することもあります

事業案に対して役員が手を抜かずにフィードバックを返すことで、学生は自身の成長を実感できるようです。「今まで参加したインターンとは、圧倒的にリアルさが違った」と語る DRAFT 経験者もおり、早いうちから具体的なビジネスに携わりたいと考えている学生には好評です。

 

過去4回開催した DRAFT に加えて、2019年からは ITADAKI も開催されます。ITADAKI とは「リーダーを目指す人」向けの Top of リーダーを決めるインターンシップです。ITADAKI も過去のインターンシップに参加した学生の中から、特に優秀と認められた学生20名ほどが選抜され、合宿形式で開催されます。

 

過去 DRAFT を経験した学生の中には、サイバーエージェントから内定をもらっている学生も多く、実際に入社し業績を上げている学生も少なくありません。合宿形式のリアルなインターンシップを行うことで学生と企業の相互理解が十分に進み、企業は内定を出しやすくなったり、学生は入社を決めやすくなったりするのでしょう。

 

 

弟子入り採用

  

 

弟子入り採用とは、選考を前提においたインターンシップです。サイバーエージェント経営陣や子会社社長、各部門の事業責任者といった次世代の経営者人材を「師匠」とし、学生は「弟子入り」します。学生にリアルなビジネスの現場を体験してもらう選考方法です。

弟子入りするための選考を勝ち抜いた学生のみ、師匠の元で2日間、課されるお題に取り組むことができます。さらに、弟子入り後に師匠から優秀と評価されると、本選考の最終面接へ進むことができます。

お題の内容は師匠ごとに違い、施作提案やプロモーションプラン作成、打ち合わせ同席・意見提案、戦略立案などのお題を課されることが多いです。

弟子入り採用インターンシップのターゲットとなるのは、学生のうちからリアルなビジネスを体験してみたい、自分の力試しをしたいという野心に溢れた学生です。「採用後に責任ある仕事への登用できる学生を探すことも視野に入れたインターンシップ」と言えるでしょう。

 

 

選考フロー

 

サイバーエージェントでは新卒採用、キャリア採用ともに通年採用を実施しています。新卒採用では、職種ごとにエントリーページを分けており、それぞれ選考フローも異なります。コースはビジネスコース・デザイナーコース・エンジニアコースの3つです。

それぞれのコースの選考フローは

ビジネスコース:選考会→面接(複数回)→インターンシップ→最終面接→内定

デザイナーコース:書類選考→面接(複数回)→内定

エンジニアコース:経験者コースとポテンシャルコースに分かれてそれぞれ選考

となっています。エンジニアコースについて詳しくみてみましょう。

 

 

経験者コースでは、15職種の職種別採用をしており、選考方法は5つあります。

 

 

面接選考

書類選考→面接複数回→内定 とシンプルな選考方法です。

 

 

GitHub選考

GitHubの美しいソースコードを書けることがエントリーの条件です。ただコードを書けるだけでなく、「プログラミングを手段にした課題解決」に情熱を捧げるかどうかが選考のカギとなります。

Git Hubのソースコードを提出→面接複数回→内定

 

 

アウトプット選考

アプリやWebサイトなど、作品制作実績を選考に考慮します。

アウトプット提出→面接複数回→内定

 

 

研究業績・論文選考

大学での研究業績や論文に比重を置いた選考です。

研究・論文提出→面接複数回→内定

 

 

研究内容プレゼン選考 ※リサーチサイエンティスト志望者が対象

入社後に取り組みたい研究内容をプレゼンテーションしてもらう選考方法です。

書類専横→面接複数回→研究内容をプレゼンテーション→最終面接→内定

 

 

ポテンシャルコースとは、エンジニアの経験がなくても、何かに情熱を注いだ経験や語れるものがある人に、エンジニアの門戸を広げるためのコースです。大学のAO入試のように、これまでの活動を通じて学んだことや、将来のビジョンを示してもらい選考を行います。

選考方法には3種類あります。

 

 

面接選考

専門ではないが大学でエンジニアリングに触れた経験がある、独学でプログラミングを学んでいたという学生に対し、書類選考や面接を通じて選考を行います。

書類選考→面接複数回→内定

 

 

自分史選考

学生時代に何か特定の分野に情熱を注いだ学生に、今までの自分の振り返りをまとめた自分史を提出してもらい選考します。

自分史提出(A3用紙1枚で自由に)→面接複数回→内定

 

 

研究業績・論文選考

今まで大学で取り組んできた研究業績や論文をもとに選考を進めます。

研究・論文提出→面接複数回→内定

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。サイバーエージェントが「採用上手」と評価される理由を以下にまとめます。

実際のビジネスを体験できるリアルでユニークなインターンシップの開催によって、上昇意欲の高い学生を早期に見つけることができる

学生と過ごす時間を多く取ることによって、学生と企業の相互理解が十分に進むので、入社後のミスマッチを低減しやすい。

職種別採用選考フローを複数持つことにより、採るべき人の基準がはっきりする。

もし、インターンシップの導入や選考フローの改革をお考えであれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。

人気な採用を目指すために

サイバーエージェントのように、評価の高い採用を目指すためには、採用トレンドを抑えることが必要です。
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