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[地域採用の壁を突破] わずか2ヶ月で大分県の20代ドライバーを採用!東九運輸が実践した採用戦略とは

作成者: HR Force|2025.06.23

Recruiting Cloud(リクルーティングクラウド) 導入成功ストーリー vol. 39

東九運輸有限会社
会社設立年 : 昭和43年7月10日
本社    : 大分県宇佐市大字北宇佐1619-1
事業内容  : 一般貨物自動車運送事業
      (酒類や食品、自動車部品等一般貨物の長距離輸送及び
      近距離輸送/貨物自動車利用運送事業など)
従業員数  : 35名 (うち事務員5名)
企業サイト  : https://tokyu-transport.com/
採用職種  : トラックドライバー

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採用のお悩み:希望人材と一致せず採用に至らない

――栗林様の普段の業務について教えてください。

代表取締役をしております。
うちは小さい会社ですから、一人が何役も担っているため、様々な業務に携わっています。 採用においても、基本的に私がコンタクトを取っています。
面接だけは、いろんな角度からの目がほしいので、2人で実施しています。

――これまでどのような採用手法を活用されていましたか?

主にハローワークですが、面接に来ていただいても高齢であるため、こちらの希望人材と一致せず、なかなか採用に至らないという状況でした。
ハローワークからの応募者は減る一方です。 
最近ではほとんど来なくなり月応募数が0件ということもありました。
他には、弊社のホームページに掲載している採用ページ経由で何名か入ってくれましたが、頻度は低いですね。

――リクルーティングクラウド導入前はどのような課題がありましたか?

社員の高齢化が進んでいたため、世代交代の部分で不安がありました。
ハローワークは若手からの応募が少ないこともあり、そこが一番の課題でしたね。
弊社に限らず、規模の小さい会社はどこも社員の年齢が上がってきていると思うので、いかに若い方たちを獲得するかが大きな課題になっていると思います。

導入の決め手: 一般には知り得ない「人材業界ならではの知識」を採用に活かせる

――リクルーティングクラウド導入の決め手があれば教えてください。

大変信頼している運送会社の社長さんから、リクルーティングクラウド導入について実績なども含め詳しく教えていただきました。
話を聞いた時点で、とても魅力に感じていました。
金額はこれまで見てきた他の媒体よりやや高い印象でしたが、「人材獲得のための投資」と思って積極的に始めさせていただきました。

――費用かけての採用に不安はありませんでしたか?

これまで有料の求人媒体は使ったことがなく、リクルーティングクラウドが初の試みでした。
 そのため、やはり最初は勇気が必要でしたね。
しかし、運送会社は “人”がいないと稼げないし、存続もできません。
早めに取り組んだ方がいいと考え、導入を決断しました。

導入後の成果: ひと月に11件の応募獲得。2名採用に成功!

――リクルーティングクラウドを導入して変化はありましたか?

まずは、担当者さんからアドバイスを頂き求人広告の見出しを変更しました。
するとすごい勢いで応募が来るようになりましたね。

弊社にはトラックの免許を取得するための助成金があるのですが、そこを文章で分かりやすく訴求していただいたことで、未経験の方からの応募も来るようになりました。この施策により応募者層がぐんと若返りました。

2月には11件、3月には7件の応募がありました。
2月の応募からは、採用に繋がった方が2人います。それぞれ21歳と23歳で、希望していた若い年齢の方なので大変ありがたいです。
リクルーティングクラウドを活用した求人は、いろんな世代の方々から見て頂けている印象ですね。 ハローワークのときは高年齢の方々からの問い合わせばかりでしたので、そこが大きく違うなと思います。

――初の有料ツール導入というハードルを越える上で、懸念はありましたか?

実はリクルーティングクラウドの担当者の方とミーティングをしたときに、
「11月、12月は人が来ない時期。年明けの2月、3月から来る」と聞かされました。
その通り、昨年末は結果も出せず我慢の期間になりましたが、2月頃から本当に応募が来てびっくりしました。
我々が知り得ない人材業界ならではの知識を採用に活かせるので、アドバイスを頂けることがすごくありがたかったですね。

応募後の取り組み: SNS+リクルーティングクラウドの掛け合わせが採用成功のカギ

――若年層の採用成功のため栗林様が行った工夫があれば教えてください。

弊社では2年前から若手人材の獲得を意識してSNSでの発信を開始しており、実際にそれを見て応募してくださった方もいらっしゃいます。
SNSを見た方からは「会社の雰囲気が良さそうだったから応募しました」という声も聞かれ、想像以上に効果があることを実感しています。
こうした背景もあり、弊社の場合はSNSとリクルーティングクラウドの組み合わせが功を奏し、非常に良い結果に繋がったと考えております。

――応募者とのコンタクト率も大幅に改善されたとお伺いしました。どのような工夫をされているのでしょうか?

応募者へのコンタクトは、試行錯誤をしました。
現在は、応募が来た際にすぐ電話連絡をするのではなく、まずリクルーティングクラウドのメール自動返信機能を活用し、「1~2日後に担当者からご連絡いたします」という文面で返信しています。
実際に、応募がきたら2日後には電話連絡するようにしています。そして、2回ほど電話しても繋がらないときは、すぐにメールに切り替えるようにしていました。
メールでは、面接の候補日を3つぐらいに絞ってお伝えしています。
このように、電話とメールの両方でアプローチするようなイメージですね。

このやり方に変えるまでは応募者の5割程度しか連絡が取れませんでしたが、今では8~9割の方と連絡が取れています。
ある程度高い確率で面接にまで進められている状況
だと思います。

今後の展望: リファラル採用にもこだわり、社内の改善を続けていきたい

――今後の採用についての展望を聞かせてください。

おかげさまで現在は人材が充足できた状態です。
リクルーティングクラウドはこのまま継続して使用させていただき、いい人材がくれば引き続き採用しようという方針になりました。
ただ、トラックの台数や仕事の量が増えたときには、スピード感を持って採用に力を入れていくようにするなど、使い分けをしていきたいです。

加えて、会社の制度も徐々に良くしていきたいと思っています。
弊社はリファラル採用にもこだわっています。 会社の内側の人からよく思ってもらえれば紹介してもらえるし、それは弊社が世間的にもいい会社になれている証拠だと思います。 そうなれば、媒体を経由して入ってきてくれた方にも長く続けていただけると思います。
社内の改善はずっと続けていきたいと思っています。

―― 最後に、リクルーティングクラウドはどういった会社にお勧めできそうですか。

弊社は「社内の平均年齢が高くなってしまう」という問題に直面しましたが、同じ運送会社さんであれば、どこも同じ悩みを抱えていると思うので、ぜひおすすめしたいですね。 私も実際に何社かに利用を勧めています。

初めは若い人材に巡り合えず、若者自体がいないのかと思っていました。 しかしリクルーティングクラウドの導入で会社に若い年齢の方が増えたことで、
「こんな田舎にも若者がいたのだな」と驚いています。
本当にやり方次第ではありますが、こんな時代でも若い年齢の方々を獲得する術はあるのだなと思いました。

――東九運輸有限会社 栗林様、貴重なお話をありがとうございました!