「面接って、本当に難しい…」
そう感じている採用担当者の方、必見です!
本セミナーでは、応募者の表面的な回答だけでなく、その奥にある本質を見抜くためのテクニックを徹底解説。このレポートを読めば、あなたも面接のプロになれるかも!?
本セミナーでは、株式会社HR Forceのソリューションコンサルティング採用講師の常岡勇佑が登壇し、応募者の本質を見抜くための面接テクニックについて深く掘り下げていきました。
まず面接に関する市況データが紹介され、多くの企業が応募者の内面(マインドセット)を見抜くことを重視している現状が明らかに。
しかし、多くの企業が「話す際の様子・目線」「回答時の反応」「応答テンポ」といった表面的な部分に偏っているという課題もあります。
応募者の発言内容からエピソードに出てくる「登場人物」に注目することで、他責思考の傾向があるかを見抜くことができます。他責思考は、現在非常に注目されている「採用での評価項目」となっております。コンピテンシーの項目でも「自責思考」というものが増えてきています。
※コンピテンシー:高い成果を出す人に共通して見られる行動特性 のこと
他責思考の強い人材は、問題に直面した際に、原因を外部の要因や他者の責任に転嫁する傾向があります。このため、自身の改善点を見出しにくく、成長の機会を逃す可能性があります。
また、チームで仕事をする上で、他責思考の人は周囲との協力関係を構築しにくく、チーム全体の生産性を低下させる恐れも・・
面接で見抜くことで、入社後のミスマッチを防ぎ、組織全体のパフォーマンス向上に繋げることができるでしょう。
例えば、「時間が足りなかったせいで~」「上司が無茶な目標を設定していたので~」など、外的要因を強調する発言が多い場合、他責思考が強い可能性があります。
なぜ?と深堀りの質問を繰り返し、エピソードに出てくる登場人物を引き出しましょう。もし出てきた際に、責任を転嫁する発言が多く出てくる場合は、性格特性上、他責思考の可能性がでてきます。
実際の面接での活かし方は3つのポイントがあります。
1.質問の設計
応募者の本質を引き出すためには、「学生時代に最も打ち込んだことは何ですか?」「最近経験した困難な出来事は何ですか?」など、具体的なエピソードを語ってもらえるような質問を設計しましょう。
2.深掘り
応募者の回答に対して、「なぜそう感じたのですか?」「具体的にどのような行動を取りましたか?」など、深掘り質問をすることで、より詳細な情報を得ることができます。 登場人物のワードを引き出しましょう。
3.多角的な分析
応募者の回答を分析する際は、良い点だけでなく、改善点や注意すべき点も考慮することで、より多角的な評価が可能になります。
今回のセミナーでは、応募者の本質を見抜くための面接テクニックについて解説しました。重要なのは、表面的な情報だけでなく、発言内容を深く分析し、応募者のマインドセットを理解することです。今回学んだテクニックを参考に、ぜひ今後の面接で実践してみてください!