求人ボックスの代理店とは?選定のポイントを解説!

求人ボックスを利用して広告を掲載する際に、求人専門の広告代理店に依頼することで、さまざまなメリットを得られることをご存じでしょうか。 この記事では、求人ボックスで求人広告の運用をこれからスタートする、もしくは運用に行き詰まっている求人担当者と事業主に向けて、代理店の使い方と選び方を解説していきます。

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1.求人ボックスとは

求人ボックスは求人情報の検索に特化した検索エンジンです。

検索エンジンである求人ボックスは、インターネット上に公開されているあらゆる求人を検索できるため、求人サイトと比較して豊富な求人情報を閲覧できます

2023年現在、100万件以上の求人情報を掲載しており、求人サイトが多くても40万件ほどであることを考えると、その情報量がわかります。

– 運営会社・ユーザー数

求人ボックスは「価格.com」を始めとした、さまざまなサイトを手がける「株式会社カカクコム」によって運営されており、高いUI(ユーザーインターフェース)が使いやすいポイントとなっています。

その優れたサイト設計から、年々ユーザー数を増やしており、2017年時点で30万人だった月間利用者数は、2022年には800万人をこえるまでに成長しています。

参考 : 求人ボックス

– 運用型広告

検索エンジンに掲載する広告の多くは、運用型と呼ばれる広告です。

運用型広告とは、広告主が広告の内容や掲載のタイミングを柔軟に調整しながら運用する広告形式です。

普段私たちが目にする、SNSや検索エンジンの広告は運用型広告です。

求人ボックスでも運用型広告が採用されていますが、求人ボックスでは無料から広告を利用可能です。

課金することによって求職者への露出を増やせるシステムになっており、課金金額も自分で設定できることから、求人予算を抑えながら運用できることが大きなメリットです。

– 独自の審査基準

求人ボックスの検索エンジンは独自の審査基準を持って、求人広告の掲載順位を決定しています。

また、その基準は公開されているので、理解して運用することで、無料であっても広告の露出度をアップさせられます。

求人ボックスの審査基準
・ 検索ワード
検索ワードで求職者と求人情報をマッチング
・ 情報量
掲載情報の質と豊富さ
・ 情報の鮮度
最新の正しい情報を掲載しているか
・ 求職者の行動
求職者の行動履歴を蓄積し、相性の良い求人を上位表示

このことから、有料広告を出しても、関連性の低い求職者には掲載されないので、無駄に広告料がかかることはありません。

裏を返せば、審査基準を守ることでより高い精度で求職者とのマッチングが可能になります。

2.代理店に依頼するメリット

運用型の広告はコストを抑えながら掲載できることがメリットですが、運用する業務を抱えることになります。

求人広告への流入データを分析し、定期的な更新が必要になることから、ある程度の専門的な知識が必要です。

自社に運用ノウハウがない場合は、広告代理店を利用することで解決が可能です。

ここでは、広告代理店に依頼するメリットについて解説します。

– 選考に集中できる

自社で広告運用のリソースが不足している場合、求人にかける人手が不足するという本末転倒なことも起こります。

広告代理店を利用することで、不足しているリソースを補填することが可能です。

代理店には、求人広告に関する業務の一部、もしくは全てを委託できるので、社内業務の効率化がはかれます。

慣れない業務に振り回されず、応募者の選考やフォローアップに集中できるようになります。

– 優秀な人材を獲得できる

広告代理店は広告運用に関するプロフェッショナルです。

求人市場の最新情報や、業種ごとの特徴、広告をみてもらうためのテクニックなど、さまざまなノウハウを持っています。

そのため、多くの求人を集められ、企業側は豊富な応募者の中から優秀な人材を獲得できるようになります。

また、それらのノウハウを学ぶこともできるので、おいおい自社で広告の運用をしたいと考えている人にもおすすめです。

3.目的別の選定ポイント

代理店と混同することもありますが、採用管理システムも企業の求人活動をサポートするツールです。

代理店が担当者がついて、求人広告の運用を代行してくれるのに対し、採用管理システムはプログラムを用いて求人活動を効率化します。

例えるなら、スマホにアプリを入れるような感覚で、求人を効率化できます。

それぞれ向いている業務が違うので、代理店と採用管理システムの選定ポイントについてお話しします。

– 求人情報の自動連携ならツール

複数の求人媒体に掲載するのであれば、採用管理システムがおすすめです。

求人ボックスと同じ運用型の広告を掲載できる求人検索エンジンには、Indeedとスタンバイがあります。

本来であれば、求人を掲載する際は、各媒体のフォーマットに合わせてひとつづつ求人情報を作成する必要があります。

しかし、採用管理システムを使用することで、ひとつの求人ページを所有していれば、自動で複数の媒体に最適化し掲載できます。

また一般的には、代理店の利用と比較すると費用もかかりません。

– 運用代行なら代理店

ほとんど、もしくは全ての広告運用業務を委託したいのであれば、代理店の利用がおすすめです。

それぞれの会社によりますが、採用管理システムでは定期的に広告の見直しや更新を自社で行う必要があります。

アナリティクスや求人市場のトレンドを分析して、最適な広告に更新する業務が発生します。

代理店であれば、それらの業務も委託できるのでより多くの業務負担を削減可能です。

– 採用サイト作成なら代理店

求人ボックスでは、クローリング掲載が可能です。

クローリング掲載とは、自社の採用ページを求人ボックスの検索ロボットにクローリングさせて、検索結果に反映させる掲載方法です。

手軽に掲載スタートできる、主要な掲載方法です。

しかし、クローリング掲載を行うためには自社の採用サイトが必要で、所有していない場合は新たに作る必要があります。

代理店の中には、求人サイトを作成してくれる業者もあるので、クローリング掲載をしたい場合に便利です。

4.まとめ

求人ボックスの運用型広告のシステムと、それをサポートする代理店の存在について紹介してきました。

広告運用のノウハウが不足している場合は代理店を利用することで、効率的に求人活動を行えるようになるでしょう。

また、目的に合わせて採用管理システムと代理店どちらを利用するか検討しましょう。

採用管理システムはコストと手間の一部を抑えられることがメリットです。一方の代理店は、運用業務のほとんどを委託可能です。

良い人材の確保のための最適な方法を選択しましょう。


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