求人ボックス運用のコツとは!?上位表示されるための3つのポイント

『求人ボックス』の運用で課題となるのは、いかに自社の求人情報を上位表示させるか、といった点です。検索エンジン型の求人プラットフォームでは、広告を運用して上位表示させることで、求職者への露出を増やせます。この記事では、求人ボックスで自社求人を上位表示させるためのコツや、適切な運用方法について解説していきます。

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1.求人ボックスの特徴とは

求人ボックスと同様に求人を掲載する媒体は数多くあります。
求人ボックスならではの特徴を紹介します。

– 求人ボックスとは

求人ボックスは「株式会社カカクコム」の運営する求人特化型検索エンジンです。
求人サイトやスカウト制の媒体とは異なり、インターネット上に公開されているあらゆる求人情報を検索可能なプラットフォームです。

求人サイトのクローリングロボットがインターネット上を巡回し、求人情報と思われるページをインデックスします。
Yahoo!やGoogleの検索機能を求人情報に特化させたものと捉えるとわかりやすいでしょう。

– 求人数・利用者数が多い

求人ボックスは、2020年時点では2万5000社以上が求人を掲載し、月間で500万人もの求職者が利用する、巨大な求人マーケットです。
参考: 求人ボックス

毎日のように数万件の求人が掲載され月間で500万以上の求人情報が集まります。

そのため年々利用者数が増加しており、2022年には月間利用者数が800万人をこえています。

通常の求人サイトの掲載数は、多くても40万件以下なので、求人ボックスがいかに豊富な情報を扱っているかというのがわかります。

– 独自の求人検索エンジン

「価格.com」などで有名なカカクコムの運営する求人ボックスは、独自性の高い検索エンジンです。

多くのヒットサイトを作り出したカカクコムのノウハウが活かされており、優れたUI(ユーザーインターフェース)を提供しています。

求人ボックスは独自の検索アルゴリズムを持っており、求職者は5分ほどで、求める条件に合う求人情報にたどり着くことが可能です。

また、企業側は無料からでも求人を掲載できるというメリットがありますが、この求人ボックスの検索アルゴリズムにそった求人を作成することで、上位表示を狙えます。

求人ボックスの検索アルゴリズム
《検索ワード》
掲載するキーワードが求職者の検索ワードとマッチするか
《情報量》
求人が求める重要度の高い情報が掲載されているか
《情報の鮮度》
最新の正しい情報を掲載しているか
《求職者の行動》
過去に同様の属性をもつ求職者の行動を分析し、企業とマッチング

– Indeed・スタンバイとの違い

求人ボックスと同じ求人情報特化型の検索エンジンには「Indeed」と「スタンバイ」があります。

Indeedは世界最大の求人プラットフォームといわれており、アメリカで誕生し日本における求人検索エンジンの先駆けとなりました。

月間2700万人以上の求職者が利用し、毎月520万もの求人が追加されている最大の媒体です。
参考:Indeed

スタンバイはYahoo!の「Zホールディングス」とビズリーチの「ビジョナル」の合併事業として運営されています。

Yahoo!検索に強く、30代以上の求職者へのリーチ力が高いことから、転職者向けのプラットフォームとして多くの企業が導入しています。

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参考
※1 Indeed
※2 スタンバイ
※3 求人ボックス

2.求人ボックスの掲載方法

求人ボックスに求人を掲載するには3つの方法があります。
いずれの方法においても、まずは求人ボックスホームページから無料でアカウント作成を行いましょう。

– 採用ボード(直接投稿)

採用ボードは、求人ボックスの用意するフォームを使って、求人ボックスに直接投稿するシステムです。

募集する職種、労働条件などフォーマットにしたがって記入し、求人ボックスの審査をへて掲載がスタートします。

無料で利用でき、採用ボードを経由して応募があった場合は、管理画面に応募者の一覧が作成されるので、簡単に管理や連絡が行えます。

– クローリング

自社ですでに求人ページを所有している場合は、クローリング依頼を出すことで、求人ボックスへの掲載も可能です。

また、クローリングは求人ボックスに依頼を出さなくても、勝手に求人ボックスに掲載されることもあります。

自社ページを更新や削除すると求人ボックスにも反映されます。

– リスティング広告

求人ボックス上にはリスティング広告欄が設けられており、求人ボックスに広告料を支払うことによって、検索上部に表示させることも可能です。

リスティング広告費用はワンクリックいくらといった、クリック単価制となっており「クリック単価×クリック数」によって決まります。

クリック数に応じて課金されるので、長期間掲載しても余分な費用がかからず、予算を抑えながら採用活動ができます。

3.求人ボックス運用のコツ

求人ボックスで自社の求人を上位表示させるためには、求人ボックスの検索アルゴリズムを理解し、評価基準にそった内容を盛り込む必要があります。

そのための具体的な方法について紹介します。

– 求人票は具体的に記載する

求人ボックスの検索アルゴリズムは、求職者が検索しそうなキーワードを含めている求人ページを評価します。

そのため、職種や労働条件などのキーワードを求人ページに記載します。

キーワードの例
■ 職種…事務、エンジニア、看護師、営業、コンサルタント、など
■ 労働条件…テレワーク、週休2日、賞与あり、住宅手当、通勤手当、など

ただし、闇雲にキーワードを入れればいいというわけではありません。

ターゲットとする求職者にリーチするようなものでないと検索には反映されません。

また、求人ボックスではタイトルに職種のメリットを記載することも可能です。

例えば、保育士であれば「子ども好きな人にぴったり」などの感情的な情報も掲載もできます。

可能な限り労働環境を具体的に記載し、求職者がイメージしやすく共感できるような求人ページを作成しましょう。

– 有料掲載を活用し露出度を高める

求人ボックスでは有料のリスティング広告を活用することで、無料掲載と比較して露出度を高められます。

また、クローリングページのリスティング広告以外にも、投稿した求人票にオプションを追加することで、有料欄に掲載が可能です。

いずれもクリック課金制なので、予想よりも大幅に広告予算がかかったということもありません。

– 適切なCPC設定

目的に合わせて、適切なCPCの設定も重要です。

ほしい人材の数やいつまでに人材を確保したいのか、目標を決めてCPCを設定します。

募集する職種やエリアによって競合の数が変わり、競合が多いほどCPCを高めに設定しないと露出は増えません。

求人ボックスでは、企業側でCPCを25〜1,000円の範囲で設定が可能です。

各企業の状況に合わせて、適切な値を設定しましょう。

4.まとめ

求人ボックスで求人ページを上位表示させるためのコツについてお話してきました。

無料、有料にかかわらず、求人ページを上位表示させるためには、ほしい人材を想定しターゲットにリーチするキーワードと情報を盛り込む必要があります。

定期的に更新をくり返し、必要であれば有料プランに切り替えることで、さらに露出が増えてコンバージョン獲得につながります。


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