求人ボックスの掲載方法は?利用の流れや掲載基準を徹底解説!

求人ボックスは500万件以上の求人情報を掲載する大型求人プラットフォームです。適切に掲載することでコストの削減が可能ですが、他の求人媒体とはやや勝手が異なり掲載方法に悩む採用担当者も多いはず。今回の記事では、求人ボックスに掲載するための基本的な方法や作成した求人が審査をクリアするための掲載基準を解説します。

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1.求人ボックスの掲載方法

求人ボックスは事業や求人に合わせて、最適な掲載方法を選択可能です。

求人ボックスの主な掲載方法について紹介し、どのような条件下で効果があるのか、おすすめの掲載方法についても解説します。

– クローリング

自社の求人ページをすでに所有している場合、求人ボックスに依頼を出すことで、所有ページと連携した求人広告を掲載可能です。

求人ボックスは一つの求人サイトではなく、インターネット上の求人情報を収集し、検索できる検索エンジンです。

求人ボックスのクローリングロボットが、インターネット上で公開されている求人情報を自動的にインデックスし、検索結果に反映させます。

そのため、申請を出さなくても自動的に掲載されている場合もあります。

クローリング依頼を出し、審査に通過することで、スムーズに掲載をスタートできるでしょう。

こんな会社におすすめ
・ 自社求人ページの露出を増やしたい
・ 無料で求人ボックスを使ってみたい
・ 手間を減らして求人広告を出稿したい

– フィード

求人ボックスではデータフィード投稿も可能です。

フィードとは各広告媒体が指定するフォーマットに、自社の求人情報を変換して投稿する仕組みです。

クローリング掲載の場合、検索結果に表示されるタイトルやキーワードは、求人ボックスが自動で検出するため、意図したタイトルが反映されないことがあります。

フィードであれば、タイトルの指定が可能なので、クリック率の改善が見込めます。

ただし、フォードを利用するためには有料の「リスティング広告」に申し込む必要があり、求人情報をXMLに変換するにはやや専門的な知識が必要です。

求人専門の広告代理店を利用している、もしくは利用の検討をしている場合はフィードに関わる専門業務を外注できることもあります。

こんな会社におすすめ
・ クリック数がなかなか稼げない
・ 求職者への露出を高めたい
・ 広告代理店を利用している、もしくは利用を検討中
・ 他の媒体にも掲載したい

– 採用ボード(直接投稿)

求人ボックスには採用ボードという、検索結果上に求人票を直接投稿するシステムがあります。

求人ボックスのフォーマットにしたがって記入し、審査をクリアすることで投稿が完了します。

採用ボードのメリットはスピーディーに伝えたい情報を掲載を開始できる点です。

求人ボックスのアカウント作成後から、最短10分ほどで作業が完了し、さらには意図したタイトルで表示させられます。

応募条件以外にも、会社の写真やロゴ、従業員へのインタビューなどが掲載でき、求職者との共感を生むような有機的な求人ページを作成できます。

無料からも利用できるので、初めて求人ボックスを使うという企業にもおすすめです。

また、「有料オプション」を用いることで、リスティング広告と同じく露出を増やすことも可能です。

こんな会社におすすめ
・ 初めて求人ボックスを使う
・ 採用コストを抑えたい
・ 自社で求人ページを所有していない

2.求人ボックスの掲載基準

求人ボックスは、幅広い職種の掲載が可能です。

アルバイトや派遣から、新卒採用や転職者向けの求人までほとんどの雇用形態にも対応しています。

しかし、申請した求人票に不備があると審査を通らずに、求人が掲載できないと言うことも起こります。

求人ボックスのガイドラインを知り、スムーズに広告を掲載しましょう。

– 求人掲載のガイドライン

求人ボックスは基本的には厚生労働省の定める「採用・選考時のルール」に基づいて、掲載求人を審査しています。

求人情報が不透明なものや、求人に関わらない勧誘、などは求人ボックスに掲載ができません。

例えば、マルチ商法やねずみ講への勧誘はもちろんできませんし、ストライキなどで業務を停止している企業の求人も掲載できない可能性があります。

また、求人ボックスはほとんどの職種を掲載できますが「性的コンテンツの提供に関わるもの」も掲載ができません。

ガイドにはありませんが、求人ボックスのアルゴリズムにより、同じ企業で職種や募集エリアなどが重複する場合、審査をクリアしても検索結果に反映されない場合もあります。

– 企業情報のガイドライン

求人ボックスは法人以外の個人事業主も、求人情報を掲載できますが、事業登録をしていない個人は掲載対象外です。

また、短時間で過度な投稿を繰り返す場合も、掲載を止められる可能性があります。

その他、悪質な事業者は求人の掲載ができません。

詳しいガイドラインについては、求人ボックスの「掲載ガイドライン」を参照ください。

3.利用の流れ

代理店を通さずに直販で求人ボックスを利用する際は、いずれの掲載方法でもアカウントの作成を推奨します。

– 採用ボードの場合はアカウント作成から

採用ボードで掲載する場合、アカウントの作成が必要です。とはいっても、求人ボックスのアカウント登録は非常に簡単です。

アカウント作成に必要な情報
・ メールアドレス
・ パスワード
・ 企業・団体・店舗名
・ サイト・ホームページ(任意)

以上の情報を求人ボックスの「新規登録ページ」から行うだけで完了します。

また、クローリング掲載はアカウント登録の必要はありませんが、将来的に有料のプランに切り替える予定があるのであれば、アカウントを作成しておきましょう。

有料プランに切り替えることで、求職者がどのくらいクリックしてページに訪れたかなどアナリティクス分析が行えるようになります。

– データフィードはXMLの専門知識が必要

有料で利用するデータフィード掲載にもアカウントの作成は必要です。

フィード投稿のメリットは、自社保有のCSVがあれば、他の媒体においてもアレンジを加えるだけで投稿ができるため、個別での求人票作成の工数を減らせることです。

ただし、採用ボードと異なり、フィード掲載するためにはXLMに関する専門知識が必要です。

4.代理店に任せるのがおすすめ

求人ボックスを含めた複数の媒体で求人掲載したい場合は、求人専門の広告代理店の利用をおすすめします。

採用に関わる社内業務を一部外注することで、候補者の選考やフォローアップに注力が可能になります。

専門知識の必要なフィード掲載にも、他の媒体と含めて一括対応してくれるので、業務負担を減らしながら露出アップが見込めます。

広告代理店のメリット
 広告効果を予算内で最大化できる
 社内業務を削減できる
 各媒体の一括管理が可能
 求人市場のトレンドがつかめる
 広告運用ノウハウが学べる

5.まとめ

求人ボックスに求人掲載をする具体的な方法について紹介しました。

求人ボックスは幅広い職種が掲載でき、個人事業主も利用が可能ですが、審査をクリアするためには求人ボックスが定めるガイドラインをクリアする必要があります。

とはいっても、ガイドラインの内容はどれも一般的なものなので、通常の求人情報を記入する上で問題になることは少ないでしょう。

最短10分での求人票作成も可能ですが、フィード掲載を行う場合は専門知識が必要なので、広告代理店などを賢く利用しましょう。

社内業務負担の削減ができ、広告効果も最大化させられます。


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