求人広告代理店とは?直販との違いやメリット・デメリットを解説!
求人広告を出すとき、求人広告代理店の利用を利用を検討したことはありますか? 求人広告の中には運用が必要なものもあり、そんな時に求人広告代理店を利用することで、さまざまなメリットを得られます。 この記事では、求人広告代理店を利用するメリットとデメリットに触れて、直販との違いについて比較していきます。
- コラム
1.求人広告代理店とは
まずは求人広告代理店と、直販の違いについて紹介します。
– 求人広告代理店について
求人広告代理店とは、求人広告の運用をサポートする企業のことを指します。
求人広告の中には、運用が必要な媒体が存在します。
代表的な運用が必要な広告に、求人特化型の検索エンジンである「Indeed」があげられます。
Indeedでは、広告主は無料から求人広告を掲載できます。採用に関するコストを大きく抑えられることから、多くの企業がIndeed上に求人広告を掲載しています。
通常の求人サイトに掲載するのであれば、小さな広告でも20万円以上の掲載費用がかかることを考えると、優れたコストパフォーマンスを持っていると言えるでしょう。
ただし、Indeed上に掲載する広告には適切な運用が必要になります。
– 直販について
直販でIndeedを利用するとき、ただ掲載しただけでは、上位表示されずに埋もれてしまうことがあります。
検索結果にヒットさせ広告効果を得るためには、SEOに対する知識やIndeedのアルゴリズムに関する知識、求人市場に関する知識や、広告効果の分析などさまざまなノウハウが必要で、直販の場合はこれらを全て自社でまかなわなければいけません。
自社にこれらのリソースがない場合、求人広告代理店に依頼することを検討します。
– 求人広告代理店と直販の違い
求人広告代理店は手数料をかけて広告運用の一部、もしくは全てを業務委託することが可能です。
直販ではもちろん手数料はかからないので、採用にかける費用と運用の手間を比較して、広告主はどちらかを選択することになります。
2.求人広告代理店を活用するメリット
求人広告代理店を利用するメリットについて解説します。
– 様々な求人媒体に関する幅広い採用ノウハウがある
求人広告代理店は求人市場の最新情報に精通しており、多くの媒体に関するノウハウを持っています。
利用者の多い求人サイトや、特定の職種に強い媒体、競合の採用事情など把握している求人情報に関するプロフェッショナルです。
また、運用型広告は求人広告へのアクセス数や求職者の行動をアナリティクスから分析し、改善を重ねる必要があります。
しかし、求人媒体によってアルゴリズムが異なるため、媒体ごとの違いを把握して、適切な運用を行わなければいけません。
求人広告代理店は、それらのノウハウを持っています。
– 複数の媒体へ効率的に掲載できる
求人広告代理店はIndeedだけの運用を行うわけではありません。
各代理店が対応する、その他の求人媒体でも求人広告を掲載可能です。
代表的な媒体に「スタンバイ」や「求人ボックス」などがあげられ、例えばIndeedと併用しての運用もしてもらえます。
直販で複数の求人媒体で運用するとなると、各媒体のフォーマットに合わせて、ひとつずつ求人広告を作成する必要があります。これは非常に手間です。
求人広告代理店を利用することで、多くの媒体に手間をかけずに並行して掲載でき、それだけ求職者への露出も増えます。
– 求人広告を掲載する業務を代行してもらえる
求人広告を掲載する際には、求人票や求人ページを作成しなければいけません。
多くの求人広告代理店はこの業務を代行してくれます。
広告主とのヒアリングの元で広告を出稿してくれ、しかもクオリティも安定しています。
社内にデザインの部門がなかったり、運用のスタッフが不在であったりする場合は、求人広告代理店は有効な選択肢になるでしょう。
3.求人広告代理店を活用するときのデメリット・注意点
ただし求人広告代理店を利用する上ではデメリットもあります。
しっかりと理解した上で利用を検討しましょう。
– 代理店によってサービス品質に差がある
求人広告代理店は数多く存在し、代理店によってサービスの内容や質に差があります。
また、代理店によって得意とする職種や業界も異なるので自社との相性を考えて選ぶ必要もあります。
代理店の選択で難航して、広告掲載がなかなか進まないということも考えられます。
– 代理店によっては広告費の他に手数料が発生する
求人広告代理店を利用する際には主に2つの費用が必要になります。
手数料
出稿料
各媒体に掲載するには広告費用が必要ですが、求人広告代理店に依頼する場合そこから10〜30%が手数料として請求されます。
手数料は代理店によって差があり、中には初期費用を請求され、コストを抑えるために運用型広告を選んだにも関わらず、結局他の手段と変わらない金額がかかってしまうということも起こります。
ただ、中には手数料がかからないサービスも存在しており『Recruiting Cloud』であれば、手数料が0円で150以上の求人媒体への掲載が可能です。
※Recruiting Cloudなら手数料0で150以上の媒体へ求人を掲載できる
https://www.hr-force.co.jp/recruiting-cloud/lp
4.求人広告代理店を選ぶときのポイント
求人広告代理店を選ぶポイントについて説明します。
– 扱う媒体の数や種類
求人広告代理店によって、掲載可能な求人媒体が異なります。
どの媒体を利用して求人を掲載したいのかを決めてから、代理店を選択しましょう。
また、代理店によって得意とする業界や職種が異なります。
募集したい職種に合わせて代理店を探すと良いでしょう。各代理店のホームページを確認するとその代理店の強みが紹介されています。
– 実績やノウハウがあるか
実績やノウハウが証明されているか、という点にも注目しましょう。
主要な求人広告代理店は、Indeedによって実績やノウハウを評価され、ランク付けされています。
この制度を「Indeed認定パートナー制度」といい、企業が代理店を選ぶ際の目安となっています。
「シルバー」「シルバー+」「ゴールド」「プラチナ」の4つのランクに分かれており、「プラチナ」が最高評価です。
– サポート体制が十分にあるか
どの程度のサポートが受けられるのか、事前に確認しておきましょう。
代理店によって、委託できる業務の内容が異なります。
求人広告を掲載する際は、求人ページの作成から、毎月の広告効率の分析、求人ページの更新や応募者への対応などの業務が発生します。
広告代理店によっては対応していない業務もあるので、どの程度のサポートを受けたいのか決めて探すと、利用後のトラブルも減らせ相性の良い代理店に巡り合えるでしょう。
5.求人広告代理店についてのまとめ
求人広告代理店を利用する上でのメリットとデメリットについて解説してきました。
運用型の広告は、求人市場に関するさまざまなノウハウが必要で、直販で対応する場合は大きな負担になります。
しかし、求人広告代理店を利用することで、業務負担を減らしながら効率的に求人広告の運用が可能になります。
手数料や広告出稿費など別途費用がかかるので、会社の事情に合わせて、相性の良いサービスを見つけてください。
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