[型にはまった採用を変革］採用コスト1/3削減・面接設定率100%を実現したNHSの取り組みとは

Recruiting Cloud（リクルーティングクラウド） 導入成功ストーリー vol. 49

株式会社NHS 様
会社設立年 ： 2015年3月25日 (創業 2012年1月)
本社　　　 ： 東京都中野区本町2-46-1 中野坂上サンブライトツイン5F
事業内容　 ： 生損保代理店業務、年金資金・資産運用に関する相談業務、
　　　　　   相続に関する相談業務 など
従業員数　 ： 492人 （2025年4月1日現在）
企業サイト  ： https://www.n-h-s.co.jp/
採用職種　 ： コールセンタースタッフ(保険パンフレット案内)
雇用形態　 ： パート・アルバイト

※求人情報はこちら

採用のお悩み： 採用費の高騰、地方エリア応募獲得に苦戦

――梅谷様の普段の業務について教えてください。

今年の4月から採用と教育の責任者を務めています。
それまでは社員教育をメインで担当していましたが、4月より教育と採用業務を兼務することになりました。
採用業務では、主に採用計画の策定や媒体・企業選定がメインミッションです。
実は、採用業務を担当するのは今年が初めてで、現在は応募者対応から面接まで、可能な範囲で自分で全て行っています。

――これまでどのような採用手法を活用されていましたか？

アルバイト採用に特化した2つの大手媒体をメインに利用していました。そのほか、求人検索エンジンの有料掲載も活用していました。

――リクルーティングクラウド導入前はどのような課題がありましたか？

媒体の活用では、どれくらいの費用でどれくらいの応募が来るかの想定と実績に乖離が見受けられました。
また、募集エリアによって反応が大きく異なり、首都圏で反響があっても、地方都市では応募が全く来ないなど、地方での採用の難しさ感じていました。
お金を出せば集まるというわけではないということも気づかされましたね。

昨年度はアルバイト・社員採用ともに採用がうまくいかず、採用単価も高騰していました。
一方で、新しく人材開発部を任されたのであれば、「今までのやり方を踏襲していてはダメだ」という思いから、責任者として自分で一から考え、情報収集をしたいと動き始めていました。

導入の決め手：  採用成功のため従来の「型」を変える決断

――リクルーティングクラウド導入のきっかけと決め手を聞かせてください。

たまたま参加した展示会でサービスのチラシを受け取ったことがきっかけでリクルーティングクラウドを知りました。
正直なところ、当初はサービスの仕組みが複雑に感じられ、「成果が出るのか」「裏側はどうなっているのか」と半信半疑なところもありました。

しかし、前任者から引き継いだ採用方法に「型」があったことに、私自身がしっくりきていませんでした。その中でサービスの仕組みを詳しく伺ったところ、求人を出すタイミングで最も反響の多い媒体を選定して求人を出していただけると聞き、「成果が見込める別の方法があるなら、責任者として一度試してみよう」と、活用に至りました。

導入後の成果： 採用単価が最大1/3ほどに削減。今まで採用できなかった層にリーチができた

――リクルーティングクラウドを導入後、応募状況に変化はありましたか？

導入直後から応募がつき始め、驚きましたね。
私自身でも求人をネットで検索してみましたが、いろんなところに弊社のアルバイト情報が載っているのを見て、「これは面白いな」と思いました。

通常は我々が認知している範囲内でしか媒体選定はできませんが、AIや担当者の方の尽力で求人媒体の固定概念のようなものが広がり、今まで採用できなかった層にリーチできたのは、活用して良かった点ですね。

コスト面では、一人当たりの採用費が従来の半分から1/3程度に削減できています。

応募者対応の細かいPDCAの結果、有効応募の面接設定率100％の月も！

――応募獲得や面接設定率向上のために、工夫したことがあればお聞かせください。

リクルーティングクラウドの活用開始後は、応募が来ているものの面接設定がなかなかできないといった課題がありました。担当者ともご相談させていただき、我々で足りていなかったのは「スピード感」だと気づきました。

そこで、応募からの連絡のスピードを変えました。
以前は1〜2日経ってから対応していましたが、なるべく1時間以内には電話、繋がらなくても必ずメールで連絡をするように徹底しました。 また、メールの件名をより開いていただきやすいものに変更し、面接日前のリマインドメールで面接参加率の改善を図るなど、細かくPDCAを回していきました。

その結果、応募からの面接設定率が改善していきましたね。実際に有効応募からの面接設定率が100%で推移した月もあり、大きな成果に繋がったと感じています。

――応募者対応のチームでの取り組みについて苦労された点はありますか？

実は、そこまで何か苦労したという感じではないです。
メンバーは前向きに取り組んでくださる方ばかりで、私たちも採用担当者としてはまだ経験が浅いので、プロの専門的な意見に従った方が良いだろうというところで、素直に取り組めたのが良かったと思っています。アドバイスいただいた通りにやったら成果がついてきたという印象です。

今後の展望： アルバイト採用の成功を社員採用にも活かす

――今後の採用活動の展望についても聞かせてください。

今回、リクルーティングクラウドは主にアルバイト採用で活用しました。今後は社員採用においても活用したいと考えています。現在、社員採用はエージェント経由が多く、採用費高騰の一因になっていると感じています。
学生や中途社員を含め、様々なアプローチで人材の取りこぼしを防ぎたいと考えています。 媒体から応募される方はある程度積極性を持っていると思うので、今回の成功を活かし、社員採用でもリクルーティングクラウドを活用できると良いなと思っています。

――最後に、リクルーティングクラウドはどのような点がおすすめでしょうか。

おそらく、ほとんどの企業がアルバイト採用で苦戦していると思います。リクルーティングクラウドは、ある種、媒体ではあるものの「新しい採用の手段」として柱の一つとして考えていただいても良いのかなと思っています。だからこそ、まずは一度試しに使ってみていただいた方が良いですね。

そして、システムの良さはもちろんですが、担当者の方の尽力が非常に大きなところでした。 期待以上に答えていただけたので、担当者と一緒になって採用を成功させたい企業にもおすすめしたいです。

――株式会社NHS 梅谷様、貴重なお話をありがとうございました！