【創業100年企業】ポンプ作業というニッチな業種で、応募ゼロから「人を選べる採用」へ
名古屋市に拠点を置く、創業100年以上の株式会社岡善製作所様。ポンプ作業員というニッチな業種採用で、応募獲得に苦戦されていました。リクルーティングクラウド導入後、応募数が増加し、2名の採用に成功しました。今回は、採用成功の秘訣とミスマッチを防ぐ取り組みについて、代表取締役の髙木様にお話を伺います。
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Recruiting Cloud(リクルーティングクラウド) 導入成功ストーリー vol. 52
株式会社岡善製作所 様
会社設立年 : 創業1899年(明治32年)
本社 : 愛知県名古屋市瑞穂区姫宮町2丁目10-4
事業内容 : ビル・マンションの給排水設備など
ポンプの販売・修理・メンテナンス
従業員数 : 9名
企業サイト : https://www.okazen-pump.com/
採用職種 : ポンプの作業員
採用のお悩み: 凝った求人ページも届かない、ニッチな業種ゆえに「求職者の目に触れにくい」
――髙木様の普段の業務について教えてください。
代表取締役の仕事をしております。 弊社は10人に満たない実働部隊の会社で、中間管理職というシステムを取っていません。そのため、従業員の相談事や見積もりなど、さまざまな業務が私の方に集約されています。
もちろん、私自身も担当を持っており、現場に行くこともあるので、日々の業務は忙しい方だと思います。
――これまでどのような採用手法を活用されていましたか?
ハローワークや求人媒体に掲載したこともありましたが、全くリアクションがありませんでした。
その後、スカウト型の媒体も利用しましたが、ポンプ業だとトップの上場企業から弊社のような零細企業まで求人が並びます。 結果、福利厚生や条件面が要因で応募者からリアクションをいただくことができませんでした。
――リクルーティングクラウド導入前はどのような課題がありましたか?
有料媒体に3ヶ月で月100万円以上を投じても、リアクションはほぼゼロでした。
弊社の業種は、一般の方に知っていただきにくいニッチな分野です。ポンプは皆さんの目に触れない「影の設備」であるため、ハローワークでは「ポンプって何ですか?」と聞かれるほどでした。
そのため、凝った求人ページを作成しても、求職者の目に触れる機会が極めて少なく、応募が集まらないという根本的な課題に直面していました。
同業他社も同様の悩みを抱えており、この「求職者に見てもらえない」状況こそが、弊社の最大の課題でした。 とにかく会社を広く知ってもらう必要性を実感していましたね。
導入の決め手: 十六銀行からの紹介。データに基づき媒体を切り替える「自動最適化」への確信
――リクルーティングクラウドを知ったきっかけを聞かせてください。
以前からお取引のある十六銀行さんからご紹介いただいたことがきっかけです。
銀行の方からは、「広く、いろんな媒体に求人を出してくれるシステムだ」という説明を受けました。この説明だけで、弊社の「広く知ってもらう」という根本課題を解決できると感じ、導入を即決しました。
――リクルーティングクラウド導入の決め手を聞かせてください。
特に魅力的だったのは、リクルーティングクラウドでは求人閲覧数やクリック数などデータで判断し、需要がないと分かったら、次の媒体掲載へ切り替えてくれるという点です。 まさに求めていた解決策であり、相思相愛のマッチングだと感じました。
また、御社からの提案は、従来の「いかに魅力的なページを作るか」という視点だけでなく、「クリックしてくれた人がどのように感じるか」という、応募者目線の内容だったことも決め手です。
導入後の成果: 応募数が激増、初めて「選んで採用」ができるように
――リクルーティングクラウドを導入後、応募状況に変化はありましたか?
今までにないくらい、沢山の応募来たので、期待は非常に大きかったです。
以前は、来てくれた人を「何が何でも採用しよう」と思わざるを得ませんでしたが、 応募数が激増したことで、初めて会社へのマッチングを考慮して合否を判断できるようになりました。 「応募者を選んで採用する立場」になれたと実感しています。
また、大きな変化の一つとして、応募の多さがあったからこそ、会社の良いところだけでなく、業務のリアルな側面も知ってもらいたいという気持ちで面接に臨むことができました。

ご紹介元 【十六銀行 営業担当者様】からのお声
――髙木様へリクルーティングクラウドをご紹介する際、どのような印象をお持ちでしたか?
リクルーティングクラウドをパッと見たとき、他のビジネスマッチングサービスとは違うなと可能性を感じました 。特に、すごく良いと思ったのは、代表の方の「工数削減」ができる点です 。
髙木様は人事部を兼任されており、多忙な中で採用に取り組まれていました。 その中で、複数媒体を活用できるリクルーティングクラウドの仕組みをお話したところ、ニーズと即座にマッチし、即決いただきました。
――実際に導入された後、髙木様からサービスの使い勝手についてどのようなお話がありましたか。
髙木様は、HRForceカスタマーサクセス担当の連絡頻度や対応について、非常にお褒めくださいました。 費用感についてもご納得いただけていたようです。
担当者とのやり取りに安心感があり、コンサルティングをしてくれる点、そして複数の媒体に自動で広告を出せるという点が、他のサービスと違って非常に優位性があると感じています。
応募者の不安やミスマッチを解消する「リアルな情報開示」
――応募から面接実施にあたって、工夫されたことがあれば教えてください。
面接時に、仕事の内容をいかに丁寧に説明するか、ということを重視しました。
情報の食い違いから不満が出て、それが定着や働きやすさに影響を及ぼしてしまう。そんなミスマッチを避けられたらと考えていました。
現場の作業は「きつい、汚い」という要素がどうしても関係してくるので、いいことばかりではないという事実をしっかり伝えるようにしました。
――具体的に、どのような情報を求人や面接で伝えるようにしていましたか。
まず、求人記載情報と実際の勤務状況に関するギャップを埋めることに注力しました。 例えば、勤務時間について、会社情報では「8時から5時まで」と記載する一方、実際には朝礼が早めに始まったり、現場次第で早い出勤が必要になることもあります。そういった情報は求人内に明記するようにしていました。
面接では、現場のリアルをお伝えすることを重視していました。
異業種経験者からの応募も多く、まず仕事内容にイメージをもってもらうため、現場の写真や修理報告書を実際に見ていただき、機械の分解工程なども説明をしました。
現場業務未経験の方には、「夏場は汗だくになるよ」といった現場のリアルな情報も包み隠さずに伝えることを徹底していましたね。

今後の展望: 世代交代へ向け、若手の長期育成と技術継承を目指す
――今後の採用活動の展望についても聞かせてください。
今後は、若手の長期育成と技術継承をより進めるため、若手を主体とした採用に取り組んでいきたいです。
現在の採用目標数はクリアしましたが、世代交代のためにも、近いうちに人材募集を行う必要があります。
これまでは業界経験者を採用してきましたが、社内の状況を考えると、今後は未経験者でも始めから育成できる体制になりつつあると考えています。 ポンプ作業員は5年、10年かかってやっと一人前になるため、いかに若手に長く続けてもらえるかが重要となります。
もちろん、若手と40~50代の社員の世代間ギャップがあるため、時代に合わせた育成方法を意識し、世代交代を推進していきます。
――最後に、リクルーティングクラウドはどのような点がおすすめでしょうか。
リクルーティングクラウドが良かった点は、とにかく会社を求職者に広く伝えたいという要望を実現してくれた点です。
ポンプ業のように、技術を持った職人さんがいる少数精鋭の会社は、福利厚生や知名度で大企業に太刀打ちできません。 情報に埋もれてしまう怖さを感じてきた弊社のような零細企業こそ、求人の閲覧数やクリック数などで判断して自動で掲載媒体を切り替えてくれるリクルーティングクラウドを有効活用すべきだと思います。
――株式会社岡善製作所 髙木様、貴重なお話をありがとうございました!
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