Indeedの運用代行について:メリット・デメリットと選び方のポイント

Indeedに求人を掲載するとき自社で運用する方法もありますが、人的リソースを割けない場合は『運用代行』を利用することも選択肢の一つです。「Indeedの運用が難しい」「人手不足で自社で運用できない」このような悩みを抱えている採用担当者に向けて、運用代行のサービス内容やメリデメについて紹介していきます。

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Indeedに関して詳しく知りたいという人はこちらの記事も合わせてご覧ください。
内部リンク[Indeedを検討中の方必見!費用対効果や仕組み、メリット・デメリットについて徹底解説]

1. Indeed運用代行とは?

Indeedは求人情報を掲載する媒体でもありますが、ホームページのように運用することで、求人効果を高めることが可能です。

Indeed運用代行とは、Indeedの運用に関する業務の一部、もしくは全てを代わりに行ってくれるサービスのことを指します。

Indeedは事業規模に関わらず、気軽に求人情報を掲載できることがメリットですが、求めている求人パフォーマンスを得るには、分析を踏まえたトライ&エラーを繰り返すことが必要です。

しかし、適切に運用するにはある程度専門的な知識も必要で、専任の担当をつけるにもコストがかかります。そんな時に、外注できるIndeedの運用代行サービスが必要になるのです。

2. Indeed運用代行のメリット

ではIndeed運用代行を利用する上での具体的なメリットやデメリットはどういったものがあるのでしょうか?
まずはIndeed運用代行を利用する5つのメリットについて事例を踏まえて紹介していきます。

- 5つのメリットと事例

1. 業務を削減できる
通常の業務の中でIndeedを運用することは事業規模によっては難しい場合もあります。そんな時に運用代行は活用できます。

2. 運用予算はそのままに応募数の増加や質を高められる
求人のプロが運営してくれるので、Indeedに支払う広告予算を上げずに必要な応募数を目指すこともできます。また、応募してくる求人の質が低いという問題も解決可能な場合もあります。中にはクリック単価を下げてこれまで以上の応募数を実現したという事例もあります。

3. 人材の見極めに専念できる
運用の手間が減ることで、応募者の見極めに専念できるようになります。人材発掘において最も重視したい人材の見極めに、リソースを割けるメリットは非常に大きいといえるでしょう。

4. 専任の担当を採用するよりもコスパが良い
専門の運用担当をつけることも考えられますが人件費もかかります。比較すると運用代行の手数料の方がコスパ良く利用できるでしょう。

5. 運用ノウハウを吸収できる
求人に関するプロフェッショナルが代行を行うため、自社にない視点から人材発掘を行えます。今は運用方法がわからなくても、運用代行会社とコミュニケーションを取ることで、ノウハウを学びいずれは自社で運用したいという企業にもオススメです。

3. Indeed運用代行のデメリット

次にIndeed運用代行を利用するデメリットについても紹介します。

- 業者によって質の違い

Indeedの運用代行を提供する業者は数が多く、業者選びを誤ると思ったよりも効果が得られない結果になることも考えられます。

良質なサービスを提供しており、職種に強い運用代行業者を選ぶことが大切です。業者の見つけ方については後ほど詳しく触れていきます。

- 費用のかさみ

Indeedの運用代行を利用するには、Indeedの掲載料金に加え広告出稿費用と代行手数料が発生します。

広告出稿は数万円〜10万円ほど。代行手数料はおおよそ、掲載料金の20〜30%の手数料を設定している業者が多いようです。

4. Indeed運用代行業者選びのポイント

Indeedの運用代行業者選びで失敗しないためのポイントを3つ紹介していきます。

- サービス内容や制約の確認

代行業者やプランによって代行範囲が異なります。

費用がかかるものの運用の大部分を行ってくれるサービス、費用を抑えられるものの業務の一部しか対応していないサービスなど、業者によっていくつかプランが用意されています。

予算と委託する業務の範囲を天秤にかけて検討しましょう。

- 業界経験と実績のある業者を探す

Indeed運用代行業者によって、得意としている業界や職種が異なります。

求めている職種や業態があった業者を利用することが重要です。

また、Indeedでは運用代行業者の実績をわかりやすく可視化する『Indeed認定パートナー』という制度を設けています。

代行業者のノウハウや実績に合わせて4つのランクを付与しています。

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業者選びで悩んだら『Indeed認定パートナー』を確認すると選択の手がかりになるでしょう。

- 業者選びにかかる費用

Indeed運用代行に広告を委託する場合、出稿費用相場はおおよそ数万円〜10万円です。

それ以外にも毎月の代行手数料が掲載費の20〜30%かかります。

また、初期費用がかかる代わりに毎月の手数料を抑えられる業者もあるので、求人予算と比較しながら検討しましょう。

必要なコスト

・出稿費用(数万円~10万円)
・代行手数料(掲載費の20%~30%)

場合によっては必要なコスト

・初期費用
・オプション費用

5. Indeed運用代行が必要な場合

これまで紹介してきた通りIndeedの運用代行には多くのメリットがあるものの、業者の選定には情報が必要で、コストもかかります。

ここからは、どのような問題を抱えている企業が運用代行を利用すると良いのか紹介していきます。

- 求職者フォローアップが難しい場合

Indeedでの掲載をスタートし、ある程度クリックや応募数は稼げているものの、実際の採用には繋がらないという場合、運用代行に依頼することで解決する可能性があります。

クリック数や応募数が必要なだけ稼げているのに、応募者の質が悪い場合は、企業側と求職者がお互いに求める条件に乖離が起こっている可能性もあります。

広告と求人に関わる専門的な分野なので、一朝一夕では解決が難しく、運用代行に委託する代表的な事例です。

- 予算配分や手間の削減を求める企業の場合

Indeedですでに求人情報を掲載しているものの、思ったよりも応募がなく、コンバージョンまでのプロセスが不透明という企業にも運用代行はオススメです。

かつては採用条件がマッチすれば、多くの求職者を集められていましたが、現在では企業理念や社風への共感が求人を集める上で非常に重要です。

また、いざ応募があっても、企業が求めている人材でなかった場合は不採用となり、求人にかけたコストが無駄になってしまいます。

このように無駄な手間と予算を割きたくないという場合は運用代行に委託することで解決可能です。

実際にIndeedのクリック単価を下げたにも関わらず、応募者は増加したという事例もあります。

- 定常的な運用に人的リソースが不足している場合

Indeedで求人情報を掲載しても、すぐには応募が集まらないということは度々起こります。

実際にIndeed上で求人を集めるには、求人に関する専門的な知識や広告の仕組みに関する情報をもった人材が必要です。

しかし、多くの会社は専任の担当をつけてまで採用活動は行わないでしょう。

そこで、予算配分や実務を委託でき、専門知識を持っている運用代行が必要になるのです。

作業に時間をかけられない、新たに採用担当を設けられない、求人に関するノウハウがないといった企業は積極的に利用を検討してみることをオススメします。

6. 知っておきたいIndeed運用代行の運用方法と運用ポリシー

Indeedの運用代行をすることを検討する際は、運用ポリシーを共有することで目標とする求人獲得ができるでしょう。

運用代行と共有すべき、運用ポリシーに関する代表的なものをピックアップします。

・クリック単価と求人に関わる予算
・求める人材のスキルとキャリア
求人期間
アナリティクス結果の共有の有無
課題、現在の企業側の悩み

7. まとめと今後の運用に向けたアドバイス

Indeed運用代行とは企業側の人的リソースや、求人予算を抑えたいときに利用することでより効果を発揮します。

特に以下のような事情を抱えている企業にはオススメできると言えるでしょう。

 業務に割ける人手がない
 予算と期間が限られている
 応募が来るものの、条件とマッチしない
 クリック数が伸び悩んでいる
 求人のためのノウハウを学びたい

このように、予算と課題に合わせて運用代行を利用することが重要です。


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