スタンバイとは?特徴や掲載方法、料金について徹底解説

月間1000万をこえる求職者が利用する求人プラットフォームの『スタンバイ』。 これまでの求人掲載サービスとは異なる特徴を持っており、求職者だけではなく企業にとっても多くのメリットがあります。 そこで今回はスタンバイの特徴や求人の掲載方法、気になる料金システムについて解説していきます。

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  • コラム

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1. サービスの概要

スタンバイは日本発の求人特化型検索エンジンです。

スタンバイを運営する「スタンバイ株式会社」はYahoo!を擁する「Zホールディングス株式会社」とビズリーチを運営する「ビジョナル株式会社」の合併事業会社として、2019年に誕生しました。

通常の求人サイトはネット上に無数にある一つのホームページという立ち位置ですが、スタンバイはYahoo!やGoogleと同じ検索エンジンです。

スタンバイのクローリングロボットが、インターネット上に存在するあらゆる求人ページをインデックスすることで、検索に反映される仕組みになっています。

そのため、求人サイトでは扱いきれない数の求人掲載数を実現しており、その数は1000万以上にも及びます。

2. スタンバイの特徴・強み

数ある求人プラットフォームと比較したとき、スタンバイの特徴と強みについて紹介します。

– Yahoo!ユーザーへのアプローチが可能

スタンバイは大手検索エンジンのYahoo!と強く連携しており、Yahoo!上で求人を検索するとスタンバイがもつ求人情報が優先的に表示されます。

また、新卒や転職希望者が企業の情報や口コミを調べる際に利用する「Yahoo!しごとカタログ」と連携しているので、Yahoo!上にいる求職者に高いリーチ力を実現しています。

– 常時1,000万件を超える求人掲載数

スタンバイは2015年にビジョナルの子会社として設立されましたが、2019年にZホールディングスとの合併事業となり再スタートしました。

掲載される企業数は年々増加しており、現在は1000万以上の掲載件数を誇っています。

無料から求人広告を掲載できるため、事業規模に関わらず多くの企業が参入しており、今後も掲載数は増えることが予想されます。

– 幅広いエリア・職種・雇用形態に対応

求人サイトはターゲティングを特化させており、雇用形態や職種によっては掲載できない情報もあります。

バイト専門の求人サイトではアルバイトの募集しかできず、転職のサイトでは転職者向けの求人しか基本的には掲載できません。

しかし、スタンバイは多くの条件に対応しており、正社員からボランティアまで、医療系から接客業までと、雇用形態や職種に縛られずに求人掲載が可能です。

また、日本全国どこの企業であっても利用できるので、全国から人材を募集できます。

求職者側は簡単に条件の絞り込みができるので、目的としている仕事にスムーズにアクセスできます。

– 自社採用サイトとの連携が可能

すでに自社で採用サイトを所有している場合、スタンバイに申請を出すことでスタンバイ上に掲載ができます。

スタンバイのサーチロボットが採用サイトを巡回し、掲載情報に問題がなければスタンバイ上にインデックスされます。

また、求職者はスタンバイ上で求人票に書き込むことで応募が完了します。さらに、応募のあった求人はスタンバイ上で管理が可能です。求人に関する、企業側の作業工程を大きく削減可能です。

3. スタンバイの掲載方法

では企業側がスタンバイに求人を掲載する手順について解説していきます。

利用する前にスタンバイのアカウントを作成する必要があります。

アカウント作成手順

  1. スタンバイに問い合わせ
  2. 担当者と必要事項の確認
  3. 採用ページの確認
  4. 申請書類提出
  5. アカウント開設

– スタンバイと連携した採用管理システムを使う

利用している採用管理システムがスタンバイに対応している場合、すでにある採用ページが自動的にスタンバイに掲載されます。

しかもスタンバイと直接契約する必要がないため、アカウント作成の手間などを削減できます。

– クローリングを使用して掲載する

スタンバイのアカウントを作成後、自社の採用ページをスタンバイのサーチロボットにインデックスさせる方法です。

– 自社で作成した求人ページをスタンバイと連携する

自社で作成した求人ページをXMLの形式でスタンバイに提出することで掲載する方法です。

専門的な知識が必要なものの、クローリングと比較して、一度にたくさんの求人を出せることがメリットです。

4. スタンバイの料金・費用

スタンバイでは無料と有料、どちらでも求人情報を掲載可能です。

それぞれにメリットがあるので、自社にあった方法で掲載しましょう。

– 無料について

スタンバイでは無料でも求人がだせ、採用にかかるコストを大きく削減できます。

採用費用を大きくかけられない個人事業主や中小企業、ボランティア募集などにおすすめの方法です。

ただし、有料と比較すると検索結果下位に表示されるので、求職者に見られにくいということも知っておきましょう。

– 有料について(スポンサー求人広告)

スポンサー求人広告は有料ですが、検索上位に表示させられるので、多くの求職者の目にとまるようになります。

短期間で求人を集めたいときや、日頃から募集をかけたいときなどに有効です。

スポンサー料金は「クリック単価×クリック数」によって算出され、設定するクリック単価が多いほど上位表示されやすくなります。

5. スタンバイで応募数を増やすためのポイントやコツ

スタンバイは多くの企業が求人を掲載しています。

その中で、求職者から選ばれるような求人ページを作成するコツについて解説します。

– 求人タイトルは簡潔で分かりやすく記載する

スタンバイはスマホで閲覧する場合30文字前後が求人ページのタイトルとして検索結果に表示されます。

限られた文字数の中でわかりやすく記載することで、求職者へのリーチを高められます。

良いタイトルの特徴

 専門用語を使わない
 職種名+業務内容の説明

– 業務内容を具体的かつ魅力的に書く

求人ページ内には可能な限り具体的な条件を記載しましょう。

条件にはターゲットとする求人に共感してもらえるようなキーワードを盛り込むことが大切です。

求人キーワード例

リモートワーク

週休2日

土日休み

交通費支給

副業OK

勤務地

週1日OK

Wワーク歓迎

求職者に魅力的に感じてもらうことも大切です。企業の歴史や理念、現場の想いなどを紹介することで、血の通った魅力的な求人ページになるでしょう。

– 定期的に更新する

スタンバイを始めとする検索エンジン型の求人ページでは、定期的な更新が必須です。

これまでのクリック数やページ内での求職者の動向をアナリティクスで分析し、必要に応じて改善することで、常に新鮮な求人ページを作成できます。

6. スタンバイを活用して、採用コストを抑えて効率よく人材を確保しよう

スタンバイで効率よく求人掲載するためには、ある程度の求人市場に関する知見と、ページ運用に関する知識が必要です。

リソースが足りないと感じる場合は、スタンバイに対応する採用管理システムを利用して、業務の一部を委託しましょう。

– 掲載~運用までRecruiting Cloudに任せられる

『Recruiting Cloud(リクルーティングクラウド)』はスタンバイを始めとした、幅広い求人媒体に対応する採用管理システムです。

Recruiting CloudではAIが求職者の動向を24時間365日分析し、それぞれの事業に合わせた最適な求人広告の作成と運用を可能にします。

可能な限り広く企業を認知させたい、予算を抑えて求人広告の運用をしたい、求人ページの作成が手間、という採用担当者におすすめのサービスです。

さらに、無料からの利用もできるので、詳しく知りたいという人はぜひ資料をご覧ください。


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