わずか半年で7名の採用!三重県の物流企業が行った“地域にあわせた採用手法”とは
三重県で輸送・保管・梱包・設備営繕など、幅広い物流サービスを提供する株式会社 日本陸送様。母集団形成に苦戦するなか、リクルーティングクラウド活用開始3か月で採用難職種の充足、半年で7名採用に成功されています。また、業務時間の効率化も実現されました。採用成功までのお取り組みを、株式会社 日本陸送様の管理部総務課 淵本様にお話をお伺いしました。
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Recruiting Cloud(リクルーティングクラウド) 導入成功ストーリー vol. 23
株式会社 日本陸送様 (ニッコンホールディングスグループ)
会社設立年 : 1960年
本社 : 三重県鈴鹿市国府町7755
事業内容 : 一般貨物自動車運送事業 / 倉庫業・荷役梱包事業 / 軽車輌等運送事業
梱包荷造材料の売買 など
従業員数 : 525名 (2023年4月時点)
企業サイト : https://nippon-rikuso.co.jp/
採用職種 : 大型トラックドライバー、設備管理、作業員スタッフ、事業所責任者 など
雇用形態 : 正社員
――淵本様の普段の業務について教えてください。
株式会社 日本陸送の総務課に所属しています。
弊社に入社する前、採用関連の業務を行っていたことから、人事課よりお話を頂き、現在は総務業務に加え中途採用に関連する人事業務も担っています。
人事課の課長と連携を取りながら、リクルーティングクラウドなどのツール管理や面接対応など、幅広く担当しています。
採用のお悩み: 採用費をかけているのに応募数が集まらない
――これまではどのような採用手法をご活用されていましたか?
大手媒体をはじめ、ドライバー専門媒体、ハローワークなど、複数の媒体を活用していました。少しずつ採用には繋がっていましたが、かけている費用に対して応募数が足りていない状況でした。
――リクルーティングクラウド導入前のお悩みなどを教えてください。
費用をかけて求人掲載をしているにも関わらず、見合った応募数が来ない状況でした。
まずは母集団形成をしっかり行い、少しでも良い人とご縁があるようにしたいと考えていました。
また、私が中途採用に携わる前は、人事部課長が全て一人で採用を担っており、
かなりの業務量を抱えていました。
例えば、毎月訪問に来て次月の方針を話し合う企業もあり、求人掲載までに時間がかかっていました。このような時間の負担をできるだけ減らし、業務を少しでも楽にする方法はないかと、情報収集を行っていました。
導入の決め手: 月単位で採用予算が調整できる ・ 幅広いネットワークを使い、多くの求職者に求人を届けられる
――リクルーティングクラウドを導入された決め手を教えてください。
リクルーティングクラウドは、一ヵ月ごとに予算を設定することができるため*¹、
予算の調整がしやすく、使いやすそうだなと感じました。
また、通常は1社との契約で1つの求人サイトにしか求人を掲載できませんが、リクルーティングクラウドは150以上の求人サイトと連携しており、幅広いネットワークを持っています。このネットワークを活用して、より多くの求職者に自社の求人を届けることができるため、成果が見込めそうだと導入を決めました。
*¹ サービス詳細は、こちらからお問い合わせください
導入後の成果: 掲載たった半年で7名採用、業務効率もUP
――リクルーティングクラウドを導入後、応募状況に変化はありましたか?
「応募数」と「担当者の業務工数」に変化がありました。
応募数は、運用開始3か月目に、以前から現場で不足していた職種を充足することができました。
その他の職種でもかなり応募が入るようになり、掲載開始から半年で7名を採用できています。現在もカスタマーサクセスチームと相談しながら、応募数増加に向けて取り組みを行っています。
また、求人掲載までにかかる業務時間を減らすことができ、非常に助かっています。
これまでは求人掲載に関して、来訪での打ち合わせを行う企業もあったため、どうしても求人掲載までにかかる時間がかかっていました。
リクルーティングクラウドを利用してからは、打ち合わせや求人の公開、停止等、全てPC上で完結できるため、時間効率が良くなりました。
「WEB媒体×アナログ媒体」 地域性に合わせた採用手法
――応募数増加にあたり、取り組まれていることはありますか?
募集をかける地域の性質をふまえ、採用手法を組み合わせるようにしています。
最近では、求職者はインターネット上で求人を検索することが主流となっており、インディードなどのWEB媒体が一般的です。弊社でもインターネット中心の求人に全て切り替えようかと考えたこともありますが、会社の地域性を考慮し、上手く使い分けるようにしています。
弊社がある三重県内では、まだインターネットでの求人検索が主流となっていない地域があり、ハローワークなどのアナログ媒体からの応募が一定数あります。
リクルーティングクラウドでインターネットから広く求職者にアプローチすると同時に、アナログ媒体を利用している求職者層にも自社求人を見てもらえるよう、両方を上手く組み合わせ、応募数を最大化させています。
応募者対応の取り組み
――応募者対応ではどのような取り組みをされていますか?
- 応募者対応のスピードUPにつながった、社内への働きかけ
応募が来たら、すぐに対応するよう心掛けています。
これまでは、応募者対応のスピードは早い方ではありませんでしたが、
現在は、応募数や応募者の選考状況などが一目で分かるようExcelで可視化し、上長や役員の方々へ積極的に情報共有することにより、面接実施や判断を素早く行っていただけるようになりました。
その結果、徐々に「この職種は特に注力し、優先的に採用してほしい」など採用に関するコミュニケーションが増え、全体が良い方向に進んでいるなと感じています。
また、私自身の転職経験から思うことでもありますが、連絡を待っている求職者のためにも、早く結果を出してあげたいなという想いもあります。
- 応募者への臨機応変な配属対応
中途採用は、入社後即戦力となってくれるかどうかが重要であるため、経験者や有資格者を優先的に採用していきます。
ただ、今年2月ごろ、第二新卒に近い若い応募者が来てくれたことから、応募者に問題がなければ、新卒の入社と同時に全体研修を受けられるよう社内体制を整え、入社という形をとりました。
今回はたまたま、社内でも人員を増やしていきたい状況であったことと、弊社で志望している応募者に応えたいという気持ちもあり、採用に至りましたが、
こうした臨機応変な対応が、社内のニーズに応えることにも繋がったため、柔軟な対応の必要性を改めて感じました。
今年入社してくれた方をみて上手くいけば、来年の採用計画の参考になりそうだと考えています。
「応募数を増やしたい」企業におすすめ
――どんなお悩みを持つ企業へオススメしたいですか?
「応募数を増やしたい企業」におススメです。
私がリクルーティングクラウド活用しはじめた当初、「まず応募数を増やし、その中で弊社に興味を持って入社してくれる人を増やしていきたい」という思いがありました。同様のお悩みを抱えている企業にオススメしたいです。
また、リクルーティングクラウドは、求人の出し方や求人条件など、工夫で応募数を最大化できるサービスだと思っています。
そのため、複数職種、複数求人がある企業にもオススメです。
配信できる求人数に制限がないため、これまでの求人原稿の型にはまってしまうのではなく、柔軟に求人の魅せかたを作ることができ、それが成果に繋がっているなという印象があります。
今後の展望: 人材獲得の難易度が上がる中途採用、これまで以上に強化していく
――採用における今後の展望を教えて下さい。
今後、人手不足による企業間の人材獲得競争がさらに激しくなっていくことは明らかです。これまで中途採用を行っていなかった企業が中途採用に力を入れ始めたり、流れが大きく変わってきています。
その中で、弊社も負けないよう中途採用に力を入れていくことを第一に考えています。
事業を拡大していくためには、もちろん人員が必要となりますが、ただ人数が増えればいいわけではありません。人を確保しつつ、求める人材をどのように採用していくか、非常に難しい問題ですが、これまで以上に中途採用を強化していこうと思っています。
――株式会社 日本陸送 淵本様、貴重なお話をありがとうございました!
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